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【業界トピックス】「SORACOM」に加入者管理機能を実装、eSIMの提供を開始

「SORACOM」に加入者管理機能を実装、eSIMの提供を開始

 ソラコムは、IoT 通信プラットフォーム「SORACOM」に以下の機能を実装し、データ通信サービス「SORACOM Air for セルラー(グローバル向け Air SIM)」において提供を開始した。
 
・加入者管理機能(HLR)を独自実装することで、IoT 用途により適した柔軟な回線管理機能を ウェブコンソール/API を通じて提供し、IoT/M2M 向けの新料金体系を提供。
・カード型の SIM に加えて、機器への組み込みが可能な Embedded SIM(チップ型 SIM)の提供を開始。今後、GSMA の定める M2M 向け Remote Provisioning Architecture for Embedded UICC version 3.1 に準拠した eSIM の受付を開始を予定。
・IoT/M2M 機器に適したセキュアな SMS サービスの提供を開始。契約者のみの送受信に限定されたネットワークにおいて、ウェブコンソール/API 経由の SMS 送信と機器から送信された SMS を SORACOM Beam / SORACOM Funnel / SORACOM Harvest へ連携。
・「SORACOM」独自のアプリケーション(アプレット)を組み込んだ SIM を提供。機器が受信している携帯電話キャリアやネットワーク情報の取得/送信を行う機能を提供。
 
 これまで同社が提供する「グローバル向け Air SIM」で提供する SIM カードは、一度通信の利用を開始するとデータ通信を利用しなくなった場合も一定の基本料金がかかっていた。今回、加入者管理機能(HLR)を SORACOM プラットフォームに独自に実装することで、柔軟に回線管理を行うことが可能となる。
 この機能により、回線の開通や停止をユーザーがコントロールできるので、在庫期間中や利用中断中の基本料金を無料にでき、コスト削減が可能となる。例えば、通信を組み込んだ工業製品を出荷する製造業のユーザーは、製品の在庫期間中に通信料を支払うことなく、また、製品の出荷後、通信が必要なときのみ課金を行うなどのユースケースを実現できるという。

 また、IoT/M2M 製品で、それぞれの利用環境により適した SIM を提供するため、従来のカード型に加え、 Embedded SIM(チップ型 SIM)の提供を開始した。基板上に SIM を実装することが可能となり、対振動性や動作温度等、それぞれの機器の利用環境に合わせた SIM の選択が可能となる。