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【業界トピックス】ソニーモバイル、コミュニケーションロボット「Xperia Hello!」発表

ソニーモバイル、コミュニケーションロボット「Xperia Hello!」発表

 ソニーモバイルコミュニケーションズは、家族の一員として暮らしをアシストするというコミュニケーションロボット『Xperia Hello! (エクスペリア ハロー) G1209』を11月に発売する。

 同商品は、自宅にいる家族に連絡したり伝言を残すことができるほか、外出先からスマートフォンで連絡をすると、リビングなどの様子を撮影して状況を知らせることができる。また日々の生活に必要なニュースや情報などを、家族一人ひとりに向けて能動的に話しかけ、家族との会話の中で「嬉しい」、「すねる」などの感情を、本体上部に設けた目の役割を果たすランプと本体の動きで可愛らしく表現価格はオープン価格で、ソニーストアでの販売予定価格は14万9880円(税抜)。

 「Xperia Hello!」(G1209)は、Xperiaスマートプロダクトの第3弾に位置付けられるコミュニケーションロボット。自宅の内外にいる家族のコミュニケーションを図る機能のほか、自宅の見守り機能、個人を認識して情報を提供するインフォテイメント機能の3つが、大きな柱になっている。呼びかける際の言葉は「ハイ、エクスペリア」。

◆主な特長
1. 家族の一員として親しみやすいコミュニケーション機能
2. 家庭に会話のきっかけを生み出すコミュニケーション機能
3. 留守中に便利な家族の見守り機能
4. 日々の生活に必要な各種情報の個別通知機能

 家族の顔を認識する顔画像認識技術は、クラウドで処理するディープラーニングを活用した画像認識エンジンを、家族での利用に最適化し、組込みソフトウェアとしてローカルで動作する形で搭載している。

 音声認識技術は、従来はGoogleの音声認識などを利用していたが、「Xperia Hello!」ではソニー独自の音声認識技術に変更。ローカルのノイズ処理から、クラウドの大語彙認識や発話意図解析までを、最適な形で統合できるようになった。
 音声で応答する応答生成技術は、AIではない処理で、今後は家族それぞれとの会話を憶えて、能動的な発話の内容を変えていくといった機能も提供される見込み。

 本体は、左右に回転する円錐型のボディに4.6インチの液晶ディスプレイを搭載。回転する球状の頭部にはカメラと、瞳の瞬き再現したようなライトが備わる。顔認識機能は最大10人まで家族を登録できる。

 ボディの動き、頭部の動き、瞳の瞬きといった動作を組み合わせて、「行かないで」「バンザイ」「すねる」「盛り上げる」といったしぐさも表現する。ボディや頭部を回転させる機構は駆動音を抑えており、ロボットやメカとしての存在感を小さくしているのも特徴になっている。

 ユーザーには音声での案内のほか、胸部のディスプレイで情報を表示可能。一部の操作はユーザーがディスプレイにタッチして行う。常時アクティブになっている人感センサーが4つ搭載され、半径約3mの全周囲を感知可能。カメラは家族の顔を識別できる。

 設置場所を変える際に電源が切れないようバッテリーが内蔵されているが、基本的には宅内にてACアダプターで駆動させるロボットになっている。

■家族のコミュニケーション
 「LINE」を使って家族でコミュニケーションをとることが可能。スマートフォンで各自が利用している「LINE」に「Xperia Hello!」のアカウントを追加しやりとりする形で、「LINE Messaging API」を利用。「Xperia Hello!」側ではLINEのメッセージを「おとうさん宛」などとして受け取ることが可能で、カメラで「おとうさん」の顔を認識するとメッセージを伝えるといった、家族それぞれに対応したメッセージのやりとりも可能になっている。通話やビデオ通話は「Skype」をサポート。インターネット回線を利用した「Skype」での通話とビデオ通話ができる。帰宅する家族に向けてビデオ伝言を残す機能も用意される。

 誕生日や入学式、結婚記念日など特別な日や重要な日を、声やスマートフォン経由(Google カレンダー)で登録しておくと、「Xperia Hello!」から話しかけてきて、リマインダーになったり、家族の会話のきっかけになったりする利用が可能。

■見守る
 外出先から「LINE」で、「Xperia Hello!」に宛てて家の様子を聞くコメンドを送信すると、何分前に誰を見かけたといった、顔認識機能や直前の会話の有無を簡単に確認することが可能。家を撮影するコマンドを送信すると、周囲360度を8枚の写真に分けて撮影しLINEに送信する。

■ニュース、天気、リマインダーなど個人向けの情報を提供
 カメラと、端末で処理される顔認識機能により、個人に合わせた情報を提供するインフォテイメント機能が搭載されている。具体的にはニュース、交通情報、天気予報、リマインダー、メッセージで、顔を認識すると、通勤路線の遅延情報を提供するといった能動的な情報の提供も行う。