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【業界トピックス】ソフトバンクの大規模通信障害、総務省「重大事故」と判断  

ソフトバンクの大規模通信障害、総務省「重大事故」と判断

 ソフトバンクは、12月6日午後に発生した大規模通信障害について、全国をカバーするエリクソン社製の交換機のソフトウエアに異常が発生したことが原因だったと明らかにした。
 
 通信障害は、12月6日午後1時39分ごろに発生し、同日午後6時4分ごろに復旧した。しかし、約4時間半にわたり、全国でソフトバンクおよびワイモバイルの4G(LTE)携帯電話サービス、固定電話サービスの「おうちのでんわ」が利用できない、または利用しづらい状況が続いたほか、「SoftBank Air」でも一部地域で同様の状況が発生した。
 障害の発生を受けて、ソフトバンクショップでは回線がつながらない状況の説明を求めるユーザーの怒号が飛び交い、一部の公衆電話に行列ができるなど、混乱は全国に拡大した。
 
 ソフトバンクは7日、公式サイトで「お客さまには、多大なるご迷惑とご不便をお掛けしましたことを深くおわび申し上げます」と謝罪し、障害の原因を明らかにした。同社の発表によると、12月6日午後1時39分ごろ、全国をカバーする、東京センターおよび大阪センターに配置してある、エリクソン社製パケット交換機全台数でソフトウエアに異常が発生したという。同ソフトウエアは9カ月前から運用しており、エリクソン社製の通信設備を使用する海外(11カ国)の通信事業者においても、ほぼ同じ時刻に同様の障害が発生しているとエリクソン社から報告を受け、ソフトウエアを旧バージョンに戻すことで復旧を行ったという。
 
 ソフトバンクは、「弊社では今回このような事象が発生したことを重く受け止め、再発防止策の徹底を図り、サービスの安定的な運用に向けて全力で取り組んでいきます」としている。
 
 総務省は、今回の通信障害を「重大事故」と判断。電気通信事業法に基づき、ソフトバンクに詳しい報告を求め、再発防止策を30日以内に報告するよう求める方針だ。