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【業界トピックス】 アマゾンは有料会員向けの動画見放題サービス「プライム・ビデオ」をスタート

アマゾンは有料会員向けの動画見放題サービス「プライム・ビデオ」をスタート、専用デバイスも国内販売へ

 9月24日、アマゾンジャパンはAmazonプライム会員向けの動画配信サービス「プライム・ビデオ」のサービスを開始した。また同時に、テレビに接続することでネットの動画コンテンツなどを大画面で利用できるようになるデバイス「Fire TV」シリーズの国内販売を発表した。

 Amazonプライムは年会費3,900円の有料会員サービスであり、これまで「お急ぎ便」や「Kindleオーナーライブラリー」、会員限定先行セールなどが会員特典として利用できたが、新たに「プライム・ビデオ」が特典に追加されたかたちとなる。

 「プライム・ビデオ」は「Amazonビデオ」として提供されている国内外の映画やTV番組、アニメ、ミュージックビデオなどのコンテンツのうち、「プライム・ビデオ」対象のものが見放題となるサービス。テレビ朝日、TBS、テレビ東京、NBCユニバーサル、CBS Studios、20世紀フォックスなどの人気コンテンツの他、Amazonオリジナルコンテンツも用意されている。ただし「Amazonビデオ」の全コンテンツが見放題となっているわけではないので注意が必要だ。
 「Amazonビデオ」と同様にAndroid/iOSスマートフォン・タブレットやKindle Fire、パソコンなどから利用可能。またAmazonファミリー会員やAmazon Studentといった有料会員も対象となっている。

 合わせて国内販売が発表されたデバイス「Fire TV」は、今回開始された「プライム・ビデオ」といったAmazonの動画サービスだけでなく、Hulu、GYAO!、Netflix、YouTube、niconico、ビデオマーケットといったサービスもテレビで利用できるようになる端末だ。ボックス型の「Amazon Fire TV」とスティック型の「Fire TV Stick」の2種類が販売される。発売は10月28日を予定。

 「Fire TV」シリーズはテレビにHDMI接続して使用する。共通の機能として映画のタイトル、テレビ番組、俳優、監督、ジャンルなどの簡単な音声検索や(「Fire TV Stick」は専用リモコンが必要)、AmazonビデオではASAPというレコメンド機能に対応する。特に後者はユーザーの好みを自動で学習するため、「Fire TV」で動画を見るほどユーザーの好みを予測し、よりおすすめのコンテンツを紹介してくれるようになる。
 また動画コンテンツだけでなく、Amazonミュージックで購入した音楽の再生や、Amazon Cloud Driveに保存してある写真もテレビで楽しむことができる。「Fire TV」に対応していれば、「Minecraft」などのゲームも「Fire TV」でプレイでき、専用コントローラーも別売で販売される。更に映画や音楽、ゲームのライブラリーは「Amazon Whispersync」によって複数端末間で同期されるため、外出先ではスマホで、家では「Fire TV」でとシームレスにコンテンツを楽しめる。
 リモコンアプリをインストールしたAndroid/iOSスマートフォンからの音声検索もでき、「フリング」というセカンドスクリーンの機能でスマホ上で再生している映像コンテンツを「Fire TV」に映し出すことも可能だ。

 ボックス型の「Amazon Fire TV」はクアッドコアプロセッサ、専用のグラフィックエンジン、2GBのメモリを搭載することで4K画質やDolbyデジタルプラス、ハイパフォーマンスなゲームに対応する。Wi-Fiは802.11acに対応し、イーサネット、USB2.0の端子を備える。容量は8GBと少なめだが、最大128GBのmicroSDで拡張可能。
 サイズは115(横)×115(奥行き)×17.8(厚さ)mmで重量は270g。音声リモコンは標準で搭載される。価格は1万2980円(税込、以下同)。

 「Fire TV Stick」は「Fire TV」の機能をコンパクトにまとめた端末。デュアルコアプロセッサ、メモリ1GBでボックス型のものと比較すると性能は落ちるが、専用のGPUを搭載し、Dolby Audioにも対応する。またサイズは25(横)×84.9(奥行き)×11.5(厚さ)mmで旅行先にも持ち出せる大きさとなっている。音声認識リモコン付属版とスタンダードリモコン付属版4,980円の2つをラインナップ。価格はそれぞれ6,480円と4,980円となっている。

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