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【業界トピックス】CEATEC AWARD 2017、総務大臣賞・経済産業大臣賞が決定

CEATEC AWARD 2017、総務大臣賞・経済産業大臣賞が決定

 日本最大の家電・ITの見本市『CEATEC JAPAN 2017』が、10月3日から10月6日までの4日間、幕張メッセ(千葉県美浜区)で開催されている。
 
 今年で18回目を迎えるCEATEC JAPANは、「日本の成長戦略や未来を世界に向けて発信するSociety 5.0の展示会」をテーマに、業界の垣根を超え、政策・産業・技術を連携して、IoT・ロボット・人工知能(AI)を活用した「未来の社会」を披露・発信する。
 今年の新規出展者数は昨年を上回る327社/団体を数え、22か国199社/団体の海外企業/団体が出展する。また、IT・エレクトロニクスに加えて、金融、旅行、玩具、住宅、工作機械、自動車、通信、印刷、繊維などの幅広い業種・産業の企業/団体が多数参画する。連続で出展している企業/団体においても展示内容には大きな変化が見られ、CEATEC JAPANは大きな変貌を遂げつつある。

 そういった中、今年の開催テーマである「つながる社会、共創する未来」のもとに、CPS/IoTによる「超スマート社会」への進展を促し、新たな価値と市場の創造・発展に貢献し、関係する産業の活性化に寄与することを目的とした『CEATEC AWARD 2017』が実施され、「総務大臣賞」「経済産業大臣賞」が発表された。
 
 総務大臣賞には、マゼランシステムズジャパンの「次世代準天頂衛星対応多周波マルチGNSS高精度受信機開発」が選出された。
 2018年に本格稼働する準天頂衛星「みちびき」のL6信号を受信し、高精度かつ単独測位可能なGNSS受信機である。2年を掛け実用化した多周波マルチGNSS対応評価ボードを元に、アナログ受信部(RF)をLSI化し、性能は維持しつつ、小型、軽量、省電力化を行う。これにより数センチ単位の高精度位置情報の活用をさらに普及させ、自動運転やV2X機能の社会実装をより高度かつ迅速に促進する。
 準天頂衛星対応は現在のところこの製品だけであり、高精度GPSによる産業活用が大いに期待されている。

 また、経済産業大臣賞には、日本電気(NEC)の「顔認証を活用した決済サービス」が選出された。
 決済サービスの本人確認技術として世界No.1の認証精度を有する顔認証エンジン「NeoFace」を活用。事前登録した顔画像と、POS端末の近くに設置したカメラで撮影する顔画像を照合して本人確認を行い、店舗での商品購入時におけるキャッシュレス・カードレスの手ぶら決済を可能とする。
 多数開発されている認証方式のなかでも目視との連携性を重視した方式であり、スマートフォンでも顔認証技術が採用され脚光が浴びるなか、手ぶら決済を可能とする高い認証精度を持つ技術であり、海外展開も含めた市場化が大いに期待される。