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【業界トピックス】KDDIが日米間を結ぶ光海底ケーブル「FASTER」を運用開始

KDDIが日米間を結ぶ光海底ケーブル「FASTER」を運用開始

 KDDIは、China Mobile International (中国)、China Telecom Global (中国)、Global Transit (マレーシア)、Google (米国) およびSingtel (シンガポール) と、2014年8月から建設を進めてきた日米間光海底ケーブル「FASTER」が完成したため、2016年6月30日から運用を開始することを発表した。
 
 「FASTER」は、最新の高品質光ファイバーケーブルとDWDM技術 (注1) により、世界最大規模 (注2) の初期設計容量60Tbps (注3) を実現した、日米間を直接結ぶ総延長約9,000kmの光海底ケーブル。運用開始により、スマートフォンやタブレットの浸透、LTE網等の高速無線通信の拡充で増加している日米間のインターネットトラフィック需要に対応するほか、将来的に実現を目指す次世代通信システム「5G (第5世代移動通信)」や4K・8K放送を支える通信インフラとしての役割も期待されている。
 また、南志摩海底線中継所 (三重県志摩市) と千倉第二海底線中継所 (千葉県南房総市) の2ヶ所に陸揚げして冗長化することで、災害に強い構成を実現している。
 
 海底ケーブルは、日本の国際トラフィックの99% (注4) を収容する重要な社会インフラである。
KDDIは、「FASTER」の運用開始により、今後ますます増加することが予想されるアジア、太平洋地域の通信需要に対応していくとしている。

注1) DWDM: Dense Wavelength Division Multiplexing。高密度波長分割多重方式。
注2) 2016年6月29日時点。
注3) テラビットパーセコンド、1テラ=1,000ギガ。60Tbpsは、高精細映像 (15Mbps) を約400万人が同時にストリーミング視聴することができる速度。
注4) KDDI調べ。