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【業界トピックス】KDDIと足立区が「特定保健指導プログラム」の実証事業を共同で実施することに合意

KDDIと足立区が「特定保健指導プログラム」の実証事業を共同で実施することに合意

 足立区とKDDIは、「特定保健指導プログラム」の実証事業を共同で実施することに合意した。

 足立区では、足立区国民健康保険に加入している方を対象に、メタボリックシンドロームの該当者や予備群の発見と生活習慣病の予防を目的とした「特定健診」を行っている。また、「特定健診」の結果、メタボリックシンドロームのリスクが大きい対象者に対し、医師や保健師、管理栄養士などの専門スタッフが、支援計画に基づき運動や食事などの支援を行う「特定保健指導」を実施している。

 平成27年度における「特定保健指導」の利用率は、大規模市区町村の国民健康保険平均では「12.2%」である一方、足立区では「8.5%」と低くなっている (国保法定報告数値)。また、最大で6か月間のプログラムとなるため、期間中の食事・運動量のコントロールや体重・運動の記録にかかる負担感、保健師とのコミュニケーション不足などが要因となり、「特定保健指導」を中断する人も少なくない。

 足立区とKDDIは、「特定保健指導」の完遂率向上を目指し、10月2日より、KDDIのセルフ健康チェックサービス「スマホdeドック」と、株式会社ウェルビーの生活習慣病の自己管理および療養指導支援アプリ「Welbyマイカルテ」、「Welbyマイカルテ」と連動した体重計を活用した実証事業を開始する。

 実証事業は、足立区の国民健康保険被保険者のうち、特定保健指導が必要な「20名」を対象に実施し、期間は「6か月間」を予定。

 実証事業の参加者は、「特定健康指導」の開始前に、「スマホdeドック」で現在の健康状態を把握し、その後、「Welby マイカルテ」に日々の食事の写真や体組成計で測定した体重などのデータを登録するほか、体重の変化や日々の食事内容に対し、保健師と「Welbyマイカルテ」のメッセージ送信機能でコミュニケーションをとりながら生活習慣の改善を行う。
そして、終期には、再度「スマホdeドック」で健康状態の改善効果を確認する。

 「スマホdeドック」で健康状態を定量的かつ気軽に把握できる仕組みを作ると共に、「Welby マイカルテ」で簡単にデータの登録や保健師とのやりとりができる環境を提供することで、実証事業参加者のモチベーションを維持し、プログラムの完遂率向上につなげようという思惑だ。

■「スマホdeドック」について
 「スマホdeドック」は、専用の在宅検査キットと、スマートフォンやパソコンから検査結果を確認できるWEBサービスを組み合わせることで、子育て中の専業主婦や自営業の方など健康診断を受診する時間がなかなか取れない方でも、気軽に素早く健康チェックを行うことができるKDDIが提供するサービス。
2015年4月より、「生化学14項目血液検査サービス」、2017年1月より「胃がんリスクチェックABC分類」の提供を開始している。
血液検査サービスでは、専用の検査キット「デメカル血液検査セットFF」を用いて0.065mlという微量の血液を採取し、専用検査センターに郵送すると、約一週間後にWEB上のマイページから、糖尿病の指標 などを含む14の検査項目結果を確認することが可能。
さらに、検査結果に対する医学的見地からのコメントや、悪化要因・改善ポイントに関するアドバイス、自宅近くの病院や、疾患リスクのある病気に関する正しい情報を検索することが可能。