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【業界トピックス】KDDI決算、新料金プラン好調で増収増益、iPhone Xの入荷は「年内には正常化」  

KDDI決算、新料金プラン好調で増収増益、iPhone Xの入荷は「年内には正常化」

 KDDIは、2017年4~9月期の連結決算を発表した。売上高は前年同期比5.0%増の2兆4161億円、営業利益は同1.9%増の5425億円、純利益は同1.0%増の3294億円で増収増益。7月に導入したスマートフォン向けの新料金プランが好調で、モバイル通信料収入が増加したほか、「au経済圏」の最大化に向けたエネルギー事業、コマース事業、決済事業などのライフデザイン事業も堅調に推移した。

 セグメント別で見ていくと、通信事業を含むパーソナルセグメントでは、売上高は前年同期比5.3%増の1兆8632億円、営業利益は同0.3%減の4221億円となり、セグメント単体では減益となった。auの契約者数に加え、「UQ mobile」や「BIGLOBEモバイル」など傘下のMVNOを含めたグループ全体でのID数が同1.5%増の2608万件に拡大。その結果、通信料収入は同1.0%増の9048億円となったが、新料金プランを積極的に展開したことで支出増につながった。

 決済・コマース事業などのバリューセグメントでは、売上高は前年同期比18.0%増の2468億円、営業利益は横ばいの510億円となった。「auスマートパス・auスマートパスプレミアム」の収入の増加に加え、コマース事業の収入の増加や、「au WALLET プリペイド・クレジットカード」などの決済事業の収入が増加した。

 法人向けサービスを対象としたビジネスセグメントでは、ソリューション収入や端末販売収入などが好調で、売上高が前年同期比4.3%増の3590億円、営業利益が同17.0%増の484億円となった。

 田中社長は、3日発売の米アップルの新型スマートフォン「iPhone X」の動向について聞かれ、「予約開始から3日間の比較で、iPhone 8/8 Plusの1.5倍くらい」と回答。また、一部報道では、サプライチェーンの制約などにより生産台数が限られ、在庫不足が危惧されているが、「一部で報道されているほど待たせることはないのではないか。遅くとも年内には正常化すると見ている」とコメントした。