パナソニックはSIMフリーカメラ「LUMIX CM10」を発表、上り通信無制限の専用プランも

　パナソニックはAndroid OSを搭載したSIMフリーカメラ「LUMIX CM10」を発表した。昨年発売した 「CM1」の後継モデルとなっている。また「LUMIX CM10」専用のLTE回線プラン「Wonderlink LTE Lシリーズ」も合わせて発表された。2月25日発売予定。

■ LUMIX CM10

　「LUMIX CM10」は「CM1」から通話機能を省いてデータ通信専用SIM対応となったものの、基本的性能はそのまま受け継いだモデルとなっている。
　大型1.0型高感度MOSセンサーや、広角で明るい「28mm F2.8 LEICA DC ELMARITレンズ」を搭載しデジタル一眼カメラと同等の性能を持ちつつ、パナソニックが培ってきた光学技術、センサー・レンズの小型化・薄型化技術によりポケットサイズを実現している。また絞りやシャッタースピード、ISOなどの主要機能を設定できるコントロールリングを採用しており、一眼レンズを操作するような感覚で撮影が楽しめる。

　OSはAndroid 5.0を採用。端末としては4.7インチのフルHD液晶を搭載し、CPUは2.3GHz クアッドコアCPU、メモリは2GB、ストレージは16GBとなっている。勿論Google Playから様々なアプリをインストールでき、撮影した写真の編集やSNSへの投稿、クラウドへバックアップなど通常のAndroid端末と同様のことは行える。

　主な仕様は以下のとおり。
・OS：Android 5.0
・プロセッサ：Qualcomm Snapdragon801 クアッドコア 2.3GHz
・メモリ：2GB
・本体容量：16GB
・外部メモリ：microSDXC（最大128GB）
・液晶：4.7インチ TFT液晶
・解像度：フルHD（1920×1080）
・バッテリー容量：3430mAh
・連続待受時間：約630時間（LTE）
・カメラ：2010万画素
・インカメラ：107万画素
・サイズ：約68.0（H）×135.4（W）×21.1（D）mm
・重量：203g
・WiFi規格：IEEE 802.11a/b/g/n/ac 2.4GHz/5GHz
・Bluetooth 4.0

■ Wonderlink LTE Lシリーズ

　パナソニック コンシューマーマーケティングが提供しているMVNOサービス「Wonderlink」にて「LUMIX CM10」専用プラン「Lシリーズ」も用意される。特徴はアップロードにおいては容量制限が設けられていない点にあり、月間のデータ通信容量を気にせずに、撮影した写真をSNSに投稿したりクラウドへバックアップすることができる。
　料金は月間のデータ通信容量が3GBの「L-3Gプラン」が月額1480円（税別、以下同）
、5GBの「L-5Gプラン」が月額1980円となっており、どちらも初期費用として3,000円が発生する。通信速度は下りが最大150Mbps、上りが最大50Mbps。前モデルである「LUMIX CM1」でも使うことは可能となっている。
　　

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