【業界トピックス】「スマホのみ利用」の増加傾向続く

インターネットの利用環境 定点調査「スマホのみ利用」の増加傾向続く―LINE

LINE株式会社は、インターネットの利用環境に関する調査を実施して結果を発表した。
インターネットのコミュニケーションインフラの一翼を担う会社の責務として、よりよいサービス提供のためにさまざまな調査研究を行っている。その一環として、2年前より半期に一度スマートフォン等でのインターネット利用に関する定点調査を行なっており、今回は2018年下期の調査結果となる。



■調査サマリー

・日常的な※インターネットの利用環境は、引き続き男女ともに「スマホのみ」での利用が最多
・タブレットでのインターネット利用者も増加傾向

※週1回以上の利用(職場や学校での利用も含む)

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■日常的にインターネットを利用する環境は、「スマホのみ」が半数

・ 「スマホ」でのインターネット利用者は全体の90%。対して「PC」での利用者は45%。

・ 構成比として最多は「スマホのみ」での利用者で49%。

・ 「スマホとPC」の併用者は42%。「PCのみ」での利用者は4%。

■「スマホのみ」での利用が引き続き増加傾向、女性では約6割が「スマホのみ」

・ 「スマホのみ」での利用者は、過去5回の調査で微増が続く。

・ 女性のほうが、男性より「スマホのみ」での利用者の占める割合が高く、約6割が「スマホのみ」。

・ 男性は、女性に比べ割合は低いものの「スマホのみ」での利用者が過去5回で増加し続けている。

■タブレット利用者は増加傾向

・ タブレットでのインターネット利用者は、2016年からの2年間で増加傾向。

・ ほぼ全年代で、増加傾向が見られる。



以上のように、今回も、日常的なインターネット利用環境として「スマホのみで利用している」という人が増加する傾向が続いていることがわかった。

LINEでは、今後もスマートフォン等でのインターネット利用に関わる調査を定期的に実施するとのこと。

■調査概要 (2018年10月調査について記載 ※過去調査も、サンプル数・調査期間以外は同様)

調査地区:全国
標本抽出方法 : 住宅地図データベースから世帯を抽出し、個人を割り当て
調査方法: 調査員による個別訪問留置調査
調査対象者:15~59歳の男女 合計815サンプル (人口構成比に沿って抽出)
調査期間:2018年10月



http://www.denpanews.jp/

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