「動画に関する意識調査」第1弾を発表、20代の過半数が面白いのは「ネット動画・番組」と回答―BIGLOBE
BIGLOBEは、「動画に関する意識調査」を実施し、調査結果の第1弾を発表した。
同調査は、インターネットを利用する方のうち、スマホを所有する全国の20代~60代の男女1,000人を対象にアンケート形式で実施した。なお、それぞれの年代カテゴリは200人ずつ、性別カテゴリは100人ずつ抽出している。調査日は2019年2月5日~2月7日、調査方法はインターネット調査。
【調査結果のトピックス】
1.テレビとネット動画・番組、面白いのは「テレビ」6割も20代は「ネット」過半数
20代から50代の男女1,000人にテレビ番組とネット動画・ネット番組のどちらが面白いかを質問したところ、6割強がテレビ番組と回答。一方、20代に限ると、ネット動画・ネット番組の方が面白いと過半数が回答した。また、以前と比べてテレビ番組がつまらなくなったと感じるかについて質問したところ、「感じる」「やや感じる」と回答した人が合計78.6%と多数を占めた。理由は「番組に個性がない」(55.9%)を筆頭に、「表現の自主規制が増えた」(41%)、「やらせや予定調和的な構成が多い」(37.9%)と続く。
2.「テレビの自主規制は強くなった」7割、原因は「視聴者自身」が過半数
テレビの自主規制は強くなっていると感じるかを質問したところ、「感じる」(35.3%)、「少し感じる」(40.8%)と、自主規制の強化を感じる人が76.1%にのぼった。テレビの自主規制が強まっているのは誰の影響かを質問したところ、「視聴者」と回答した人が過半数の58.3%にのぼった。続いて「テレビ局」(38.6%)、「政治」(31.6%)という結果となった。
3.犯罪行為を行った出演者の作品の放送・配信は、自主規制不要が3割
犯罪行為を行った人物の出演する作品の公開について質問したところ、「全面停止が望ましい」「期間を決めて全面停止が望ましい」と回答した人の合計が45.2%になり、半数近くが公開の停止を求めている。一方、「作品自体に罪はないので停止する必要はない」と33.2%が回答。「劇場公開とネット配信は観客が自主的に観るものだから問題ない」と回答した21.6%と合わせると、過半数が何らかの形であっても公開を希望する結果となった。
4.ネット番組の良いところは「見たい時に」「関心に近い」「場所を問わず」が上位
ネット番組の良いところについて質問したところ、「見たい時に視聴できる」が40.1%で最多。続いて「興味関心に合う番組を選びやすい」(34.9%)、「場所を問わず視聴できる」(34.2%)という結果に。一方、テレビ番組の良いところについて質問したところ、「視聴することに手間がかからない」が60.5%で最多。続いて「ながら視聴ができる」(57.2%)、「公共性の高い情報がある」(40.5%)となった。
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