「PayPay給与受取」、ソフトバンクグループ各社以外の従業員にも提供を開始
PayPayは、資金移動業者の口座への賃金支払(賃金のデジタル払い)(以下、給与デジタル払い)に対応する資金移動事業者として、労働基準法施行規則に基づく指定要件を満たすサービスである「PayPay給与受取」を5日からソフトバンクグループ各社以外のPayPayユーザーを対象に提供を開始した。
給与デジタル払いを希望する従業員(ユーザー)は、自身の勤務先が給与デジタル払いに対応するために必要な労使協定の締結がされているかを確認し、雇用主(事業者)へ同意を申請したのち、PayPayアプリトップ画面の「給与受取」のアイコンから「PayPay給与受取」に申し込む。
PayPayは、2024年8月9日に資金移動業者の口座への賃金支払(給与デジタル払い)に対応する資金移動業者として、厚生労働大臣の指定を受けた。8月14日より、PayPayをはじめソフトバンク、LINEヤフーなどのソフトバンクグループ各社の従業員を対象に「PayPay給与受取」の提供を開始し、各社は希望する従業員のPayPayアカウントへの給与の支払いを9月25日、10月25日にそれぞれ行った。
また、ソフトバンクグループ各社において給与デジタル払いおよび「PayPay給与受取」の対応企業が拡大し、これまでの10社に福岡ソフトバンクホークス、SBクリエイティブなど17社が追加され、合計27社の従業員のうち希望者は、PayPayアカウントで給与を受け取れるようになったとのことだ。
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