【業界トピックス】アドインテとドコモ・インサイトマーケティング業務提携、位置情報活用した広告配信サービス提供開始

アドインテとドコモ・インサイトマーケティング業務提携、位置情報活用した広告配信サービス提供開始

 流通小売DX支援などを行う株式会社アドインテは、株式会社ドコモ・インサイトマーケティング(以下:DIM)と協業し、携帯基地局データ「モバイル空間統計(R)」とアドインテ保有データを連携した広告配信と分析サービスの提供開始した。

【協業の背景】
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大により、生活様式や消費行動が変化し、今まで以上に生活者の行動の変化を捉え顧客理解を深めていくことが重要になった。
このサービスは、DIMが提供する株式会社NTTドコモの携帯電話ネットワークのしくみを使用して作成される人口統計情報「モバイル空間統計」と、株式会社アドインテが提供するOMOソリューション「AI Beacon」や連携アプリなど、ユーザー許諾を得て取得した位置情報データを統合的に処理し、コロナ禍における混雑状況の把握、観光回遊の促進、流通小売業への集客支援等、相互の強みを活かし社会貢献が可能な国内最大規模のデータ量による位置情報マーケティングサービスだ。



【サービス概要】
■データ連携による分析サービス
「モバイル空間統計」をアドインテDMPで蓄積し、分析することで性年代別人口、居住地別流入/流出人口などの分析精度を向上させたサービス。
従来はアプリ経由で取得できるジオロケーションデータを活用していたが、ユーザーやアプリに依存するためデータの取得が難しい地点もあった。
「モバイル空間統計」はアプリに依存することなくデータ取得が可能になるため、従来よりもサンプル数が多く精度が向上する。店舗と商圏特性の行動変化をタイムリーに捉え来店前や来店時の販促施策、再来店の促進に向けた施策を一貫して実施し、販促活動の効果の最大化を図る。
流通小売業のみならず、イベント開催時の効果検証と混雑状況可視化、観光地での回遊促進施策につなげる等、幅広い用途でのサービスの提供が可能となる。

図1.

■広告配信連携
「モバイル空間統計」を活用し集客前に「分布統計」を事前に調査し、適切な位置情報広告配信施策を実現するサービス。
事前に商圏特性や競合店舗ポテンシャル等を調査することにより今まで以上に顧客セグメントを立体的に抽出しエリアマーケティング戦略から広告配信施策から配信後の効果検証も実現可能だ。

図2.

https://denpanews.jp/

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