スマートフォン利用者の半数以上が、「公共Wi-Fi」を設定や登録せず―ジャストシステム
株式会社ジャストシステムは、マーケティングリサーチに関する情報サイト「Marketing Research Camp」で、ネットリサーチサービス「Fastask」を利用して実施した『モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査』の結果を発表した。同調査は、17歳~69歳の男女1,100名を対象にしている。
【調査結果の概要】
■SNSを利用する10代の5割が、「マイクロインフルエンサー」をフォロー
SNSユーザーに対して、特定ジャンルに詳しく、一定のコミュニティに影響力があると言われる「マイクロインフルエンサー」のSNSアカウントをフォローしているかを聞いたところ、「フォローしている」と答えた人は24.9%でした。年代別に見てみると、10代(50.6%)、20代(35.3%)、30代(25.0%)、40代(18.0%)、50代(12.9%)、60代(5.7%)で、10代は2人に1人が「マイクロインフルエンサー」をフォローしていることがわかった。
※同調査における「マイクロインフルエンサー」の定義は、フォロワー数が千人以上1万人以下で、より狭い特定ジャンルやコミュニティに強い影響力を持つインフルエンサー。
■タイムライン上の広告に対する不快感は、「Instagram」が微増、その他は減少
SNSのタイムラインに表示される広告に対して「不快感を抱く」人の割合は、「Facebook」が60.9%、「Instagram」は57.5%、「Twitter」が58.5%、「LINE」が49.8%だった。2017年9月度調査と比較すると、不快感を抱く人の割合は「Instagram」のみ2.3ポイント微増し、その他のSNSでは減少した。
■スマホユーザーの半数が、「公共Wi-Fi」を登録せず
スマホユーザーの84.8%が、公共機関や娯楽施設などが提供する「公衆無線LAN(公共Wi-Fi)」を認知していたが、「設定や登録をしている公共Wi-Fiがある」人より、「設定や登録をしている公共Wi-Fiはない」人の方が多いことがわかった。
■「おせち料理」は、4人に1人がインターネットやスマホアプリで購入
2018年から2019年にかけての年末年始において「おせち料理」を用意する、もしくは用意する予定の人のうち、「インターネットやスマホアプリで調理済みのものを購入する」と答えた人は24.6%だった。2017年12月度調査(19.0%)と比べると、5.6ポイント増加した。
調査概要
2018年12月17日~2018年12月24日
調査対象:17歳~69歳の男女1,100名
調査方法:セルフ型ネットリサーチ Fastaskでのアンケート調査
http://www.denpanews.jp/