スマートフォン本体の金額を把握している人:大手3キャリアは66.4%、格安SIMは87.7%―MMD研究所調べ
MMD研究所は、スマートフォンを所有する13歳~59歳の男女563人を対象に2019年2月26日に「2019年スマートフォンの料金に関する調査」を実施した。
■ 端末・通信料の分離プランへの理解度は39.6%
スマートフォンを所有する13歳~59歳の男女563人を対象に、「総務省が携帯電話会社に通信料金と端末代金を完全に分離することを求めている。通称『分離プラン』と言うが、あなたの『分離プラン』への理解度を教えてください」という質問をしたところ、「完全に理解している」が8.5%、「やや理解している」が31.1%、「理解していない」が60.4%となった。
続いて通信会社と契約している人を対象に、「『分離プラン』が義務化になった場合スマートフォン本体の価格が高くなると予測されている。そうなった場合スマートフォン本体に支払える許容範囲の金額はいくらか?」という質問をしたところ大手3キャリアユーザー(n=420)では「10,000円未満」が19.3%と最も多く、次いで「10,000円以上20,000円未満」「20,000円以上30,000円未満」が14.5%、「30,000円以上40,000円未満」が9.3%となり、平均金額は39,832円となった。
格安SIMユーザー(n=130)では「20,000円以上30,000円未満」が23.1%と最も多く、次いで「10,000円以上20,000円未満」が17.7%、「10,000円未満」が15.4%となり平均金額は33,614円となった。
■ 現在支払っているスマートフォンの平均月額料金
大手3キャリアユーザーは8,451円、格安SIMユーザーは2,753円
通信会社と契約している人を対象に、契約している通信会社での1ヶ月の料金の総額(端末代、オプションを含む)を聞いたところ、3キャリアユーザー(n=420)では「7,000円~8,000円未満」が13.6%と最も多く、次いで「8,000円~9,000円未満」が11.2%、「6,000円~7,000円未満」が10.5%となり平均月額料金が8,451円となった。
格安SIMユーザー(n=130)では「2,000円未満」が43.1%と最も多く、次いで「2,000円~3,000円未満」が23.1%、「3,000円~4,000円未満」が15.4%となり平均月額料金が2,753円となった。
■ スマートフォン本体の金額を把握している人:大手3キャリアは66.4%、格安SIMは87.7%
本体購入時平均金額:大手3キャリアは70,268円、格安SIMは40,262円
通信会社と契約している人を対象に、スマートフォンを購入した時のスマートフォン本体の金額について聞いたところ、大手キャリアユーザー(n=420)の66.4%、格安SIMユーザー(n=130)の87.7%が「スマートフォン本体の金額を把握している」と回答した。
続いて、支払っているスマートフォン本体の金額を把握している人を対象に支払っている金額を聞いたところ、大手キャリアユーザー(n=279)では、「80,000円以上90,000円未満」が14.3%と最も多く、次いで「70,000円以上80,000円未満」が10.4%、「100,000円以上110,000円未満」が9.3%となり平均金額は70,268円となった。
格安SIMユーザー(n=114)では、「20,000円以上30,000円未満」が23.7%と最も多く、次いで「10,000円以上20,000円未満」が17.5%%、「30,000円以上40,000円未満」が13.2%となり平均金額は40,262円となった。
■ 調査概要
「2019年スマートフォンの料金に関する調査」
・ 調査期間:2019年2月26日
・ 有効回答:563人
・ 調査方法:インターネット調査
・ 調査対象:13歳から59歳の男女
・ 設問数 :4問
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