【業界トピックス】ソニー、新世代体感型おもちゃ「toio」を2017年12月に発売、数量限定で先行予約販売開始

ソニー、新世代体感型おもちゃ「toio」を2017年12月に発売、数量限定で先行予約販売開始

 ソニーは、自由に創意工夫し遊べる体感型おもちゃのトイ・プラットフォーム「toio™(トイオ)」を12月1日に発売すると発表した。先行予約は6月1日から6月30日まで。受付は同社ECサイトの「First Flight」にて予約ができる。

 toioは3つの要素から構成されており、本体の「toioコンソール」、コントローラーである「toioリング」、ロボットのように動き回る「toioコア キューブ」、そしてtoioコンソールに別売のカートリッジを挿入することで、まるでゲーム機のようにアクションゲームやパズルゲーム、動きのある工作などの遊びを実現。

 別売りのtoio対応タイトルは、ゲームや遊びのシナリオやルール、音声などのデータが格納されたカートリッジと、各タイトル専用でキューブを載せて遊ぶためのマットやカード、本、そしてキューブの上に乗せて遊べるキャラクターフィギュアや工作物などで構成されている。 
 toioでのゲームや遊びは、各タイトルに付属のカートリッジをコンソールにセットし、キューブを専用のマットの上に乗せることからはじまる。キューブは、絶対位置センサーでマット上の位置をリアルタイムに検出し、コンソールからの無線指示に従って様々なルールやシナリオ、アルゴリズムに沿った正確な動きを実現。この技術により、例えば、アクションゲームの場合、マット上に描かれた仕掛けをキューブが通過すると、センサーがその情報を読み取り、スピンするなどキューブの動作を変えることが可能となり、タイトルによって変わるルールやシナリオに基づく動きが展開される。

 toioの発売に合わせ、別売りのレゴ®製品などを組み合わせて遊ぶことができる工作バトルゲームや、プログラミング発想を育むパズルなどの5つの遊びが入った「トイオ・コレクション」、クリエイティブグループのユーフラテスの監修による、紙とキューブで生物のような作品を作る「工作生物 ゲズンロイド」の2本のタイトルの発売を予定している。さらに、株式会社バンダイや株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントをはじめとするパートナー各社がタイトルを企画・開発中。以降も、toio対応タイトルは順次拡充予定。

◆「トイオ・コレクション」

 型名 :TA-C0S001
 発売日:12月1日
 内容物:カートリッジ、マット、カードなど
 概要 :文具などを使って、思い思いに工作して戦う「クラフトファイター」をはじめ、
     シューティングゲームやパズルゲームなど、5種類の遊びが楽しめる。

◆「工作生物 ゲズンロイド」

 型名 :TA-C0EU01
 発売日:12月1日
 内容物:カートリッジ、マット、作り方ブック、工作キットなど
 概要 :簡単な工作をして動きを選ぶと、工作した紙とキューブがまるで生命体のように動き出す。
     クリエイターグループ ユーフラテスの監修。

市場推定価格(税別): トイ・プラットフォーム「toio」『TA-T010』 20,000円前後
            toio対応タイトル「トイオ・コレクション」『TA-C0S001』 5,000円前後
            toio対応タイトル「工作生物 ゲズンロイド」『TA-C0EU01』 4,000円前後
 
 
http://denpanews.jp/

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