【業界トピックス】ソニー、5Gフラッグシップスマートフォン 『Xperia 1 III』を商品化

ソニー、5Gフラッグシップスマートフォン 『Xperia 1 III』を商品化

 ソニーは、同社の最新技術を結集し、さらにスピードを極めた5Gのミリ波帯・Sub6に対応するフラッグシップスマートフォン『Xperia 1 III (エクスペリア ワン マークスリー)』を商品化すると発表した。
 『Xperia 1 III』は、焦点距離16mm(F2.2)の超広角レンズ、24mm(F1.7)の広角レンズに加えて、高いAF(オートフォーカス)性能を備える世界初の可変式望遠レンズを新搭載。1つのレンズで70mm(F2.3)と105mm(F2.8)の2つの焦点距離を備え、より被写体にクローズアップした撮影ができるなど、構図の自由度が広がる。また、カメラのスピード性能も一層強化。全てのレンズにデュアルフォトダイオードセンサーを搭載し、焦点距離105mmの望遠レンズでも高速・高精度・高追従なコンティニュアスAFを実現する。さらに、任意の被写体を画面上でタッチするだけで、高精度に追従し続ける「リアルタイムトラッキング」を新搭載する。ソニーのレンズ交換式デジタル一眼カメラα(Alpha)のエンジニアが開発した高いAF性能で、動きの速い被写体も捉えて離さず、大切な一瞬を鮮明に切り取るとのこと。
 アスペクト比21:9、6.5インチのシネマワイドディスプレイには、世界で初めてリフレッシュレート120Hz駆動の4K HDR対応有機ELディスプレイを搭載。高精細で残像が少ないなめらかな画面表示を実現する。また、音質を維持したまま音圧を約40%向上したフルステージステレオスピーカーを搭載し、クリエイターの制作意図や音場感を忠実に再現したこだわりのサウンドを体感できる。さらに、勝てるゲーム体験をアシストする専用機能を備えた「ゲームエンハンサー」には、色の階調を適切に調整し標的を発見しやすくする「L-γ(ローガンマ)レイザー」などの新機能を搭載する。
 4500mAhの大容量バッテリーや最新のQualcomm Snapdragon 888 5G Mobile Platformを搭載するほか、5Gのミリ波帯・Sub6に対応しているため、撮影した大容量映像データの伝送や4K映像コンテンツのストリーミング再生も高速通信で快適に楽しめるとのこと。
 同商品は、本年初夏以降に日本を含む国・地域で発売予定となっている。

https://denpanews.jp/

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