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【業界トピックス】ソフトバンク、19年4~6月期決算は増収増益、全事業で増収

ソフトバンク、19年4~6月期決算は増収増益、全事業で増収

 ソフトバンクは、2020年3月期第1四半期決算を発表した。売上高は前年同期比5.8%増の1兆1648億円、営業利益は同3.7%増の2688億円で増収増益となり、競合他社が営業減益となるのとは対照的な決算となった。
 
 部門別のセグメント利益はコンシューマ事業が前年比7.6%増の2057億円、法人事業が同17.7%増の281億円となった。コンシューマ事業は、通信料金と端末代金の分離プランである「ウルトラギガモンスター+」導入による料金値下げの影響や、「Y!mobile」ブランドや「LINEモバイル」ブランドの契約数増加に伴い平均単価が減少した一方で、スマートフォン契約数の増加と、「ウルトラギガモンスター+」契約数の増加や端末の割賦契約期間の長期化に伴う「月月割」割引額の減少、さらにはブロードバンドで光回線サービスの契約数が増加したことが増収に寄与した。
 また、法人事業は、スマートフォン契約数が増加したことによるモバイル売上の増加、クラウドサービスの売上の増加と物販収入の増加によるソリューション等売上の増加により、セグメント利益17.7%増と大幅な伸びを見せた。決算会見に登壇したソフトバンク代表取締役社長の宮内謙氏は、法人事業について「数年以内に営業利益を倍増できる」と語り、今後の見通しにさらなる自信をのぞかせた。
 
 また宮内氏は、売上高に占める個人向け携帯電話事業の構成比が36%まで低下し、6月27日付で連結子会社化したヤフーや決済サービス「PayPay」、配車サービス「DiDi」など新規事業の拡大により、収益源の多様化が進んでいる現状を説明。全体の売上高は、ヤフーの連結子会社化により前年同期32%増(遡及後対比6%増)となり、全事業で増収を記録したという。