ソフトバンク、20GBの大容量プラン新設およびMNP転出手数料完全撤廃
“ソフトバンク”と“ワイモバイル”のダブルブランドは通信事業を推進する両輪として、大容量データ通信のニーズを踏まえたデータ通信料の単価値下げや、データ利用が小・中容量のお客さまなどへの使いやすい料金の提供、契約期間も契約解除料もないシンプルで分かりやすい料金プランへの改定などを通してさまざまな取り組みを行ってきた。
具体的には、“ソフトバンク”では、通信料金と端末代金をいち早く分離し、従来プランと比較して最大で約3割安くなる「ウルトラギガモンスター+(プラス)」の提供を、2018年9月に開始した。また、最新の料金プラン「メリハリプラン」は、データ通信料の単価が130円以下/1GBだが、以前、主流の料金プランだった「ホワイトプラン」のパケット定額サービスの単価(814円/1GB)に対して、80%を超える値下げを行っている。
“ワイモバイル”では、所定の容量まで使えるデータ通信に加えて、1回当たり10分以内の国内通話が何度でも無料になる「スマホベーシックプラン」を提供しており、データ利用が小・中容量のユーザーにとって、より使いやすい料金プランをそろえてきた。また、2019年10月には、通信料金を最大12%値下げするとともに利用可能なデータ容量を増量(プランに応じて1〜4GB増量)するなど、“ソフトバンク”と同様にデータ通信料の単価値下げの取り組みも行ってきた。
さらに、シンプルで分かりやすい料金プランを目指し、2019年10月から“ソフトバンク”“ワイモバイル”とも契約期間も契約解除料もない料金プランに改定している。
その他、MVNO向けのデータ接続料については毎年大幅な値下げを行い、現在MNOの中では最も低廉な水準で通信回線を提供するなど、ユーザーが多様な選択肢の中から最適なサービスの提供が受けられる環境の実現に貢献している。
こうした中、ソフトバンクは、携帯電話業界をさらに活性化し、多様なサービスやプランをユーザーが自由に選択できるよう、下記の二つの施策を新たに実施。
◆データ容量20GBで月額4,480円の新料金プランを提供開始
20GBの大容量データ通信をより安価に利用したいというニーズの高まりを受け、シンプルかつ分かりやすいスマホ向けの料金プランとして、「シンプル20」の提供を2020年12月下旬にダブルブランドの柱である“ワイモバイル”で開始する。「シンプル20」は、毎月20GBまで利用できるデータ容量に加えて、10分以内の国内通話が何度でも無料になる料金プランで、月額4,480円で利用できる。
<「シンプル20」(ワイモバイル)の概要>
高速データ通信容量:20GB
通話料:10分以内の国内通話は無料※1
月額利用料金:4,480円
◆MNP転出手数料を、来春をめどに完全撤廃
総務省の有識者会議で無料化の方向性が示されたウェブ窓口(My SoftBank、My Y!mobile)だけでなく、店頭(ソフトバンクショップ/ワイモバイルショップなど)やコールセンターを含む全ての受け付け窓口におけるMNP転出手数料を、来春をめどに完全に撤廃する。さらに、これまで午前9時から午後8時までしか受け付けていなかったMy SoftBankとMy Y!mobileでのMNPを、24時間対応。これによりユーザーは携帯電話事業者を自由に選択して、スムーズに乗り換えることができるようになる。
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