ソフトバンクは海外と国内の事業統括会社を設置へ、それぞれニケシュ氏と宮内氏が最高責任者に
ソフトバンクは子会社の異動を伴うグループ内組織再編を実施することを、取締役会で決議したと発表した。
具体的には新たに海外事業統括会社と国内事業統括会社を日本国内に設置し、ニケシュ・アローラ氏と宮内謙氏をそれぞれ最高責任者に任命して権限の明確化と機動的なグループ運営を目指していくというもの。同社ではこの組織再編を「海外事業と国内事業を成長の両輪とする戦略方針」の具現化として位置づけている。
ソフトバンクグループ社が保有する投資有価証券についてはそれぞれの統括会社に譲渡または現物出資により移管を進めていく予定としており、海外事業統括会社にはSprint株の持株会社であるStarburst I、Alibaba Group Holding Limitedなど海外の子会社及び関連会社の株式を、国内事業統括会社にはソフトバンク、ヤフーなどの国内の子会社及び関連会社の株式を移管する。
それぞれの統括会社の名称は仮称としており、既存の当社100%子会社を活用して3月中に設置する予定。また投資有価証券の移管の時期・方法については、代表取締役社長である孫 正義氏に一任し、その期限は2016年12月31日としている。
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