ソフトバンクは美容業界向けにクラウド型POSシステム「POS lab」を共同開発
株式会社ダリアとソフトバンク株式会社は、美容業界向けのクラウド型POSシステム「POS lab(ポスラボ)」の共同開発を発表した。
昨今の美容業界では、人口減少やオーバーストアなどの市場変化により、新規客の獲得と同時に、既存客のリピート促進と顧客満足の獲得がビジネスの主軸へとシフトしており、美容室やビューティーサロンでは既存客に対する、いわゆる「顧客分析」や「カルテ管理」が非常に重要な鍵を握っていると考えられている。
「POS lab」は、美容総合商社大手のダリアが持つ美容業界における知識・ノウハウと、ソフトバンクが持つシステム開発やスマートデバイスを活用したソリューション、クラウドサービスの提供におけるノウハウを組み合わせ、美容室およびビューティーサロンが「顧客分析」や「カルテ管理」を、よりスムーズかつ機能的に行えるクラウド型のPOSシステムとなっている。
ダリアは、この「POS lab」を2016年9月26日から本格販売を開始すると発表している。
【「POS lab」 概要】
■ 「POS lab」の3つの特長
・リーズナブル:月々9,800円~(税抜き)で利用可能
・オールインワン:POSレジや予約管理など、さまざまな機能をタブレット一つで利用可能
・クラウド型:無料でバージョンアップ可能
■ 主な機能
・POSレジ、予約管理、スケジュール管理、顧客分析、カルテ管理、帳票分析など
■ 「POS lab」の機能の2大ポイント
・「リピート率アップ」をサポート
受付時から、その顧客の来店頻度や顧客重要度(デシル分析)などを分かりやすく表示し、美容師のコミュニケーションにおいて重要な
「ファーストカウンセリング」の対応など、顧客満足やリピートにつながる対応のポイント抽出をサポート。
・「スタイリスト育成」を強化
顧客分析はもちろん、「スタッフ分析」においても効果を発揮。例えば店内ミーティング用に、スタイリストごとにソートした切り口でデ
ータを分析することで、その課題や伸び代を抽出し、「考えて売れるスタイリスト」づくりをサポートすることができる。
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