ソフトバンク傘下のヤフー(Zホールディングス)が4千億円でZOZO買収し、アマゾンジャパンや楽天に対抗
ソフトバンク傘下のヤフーは、ファッション通販サイトを運営するZOZOに株式の公開買い付けを行うと発表した。最大50.1%(約1億5300万株)を取得し、インターネット通販事業で先行するアマゾン・ドット・コムや楽天に対抗する。
ZOZOは1998年設立。国内最大級のファッション通販サイト「ゾゾタウン」を運営し、20-30歳代が顧客の中心となっている。ゾゾタウンには6月末現在で約1300店が出店し、7300以上のブランドを扱う衣料通販サイト。今回、ヤフーからの株式の公開買い付け提案に賛同し、創業者の前沢友作社長が退任。後任にはNTTデータ出身の沢田宏太郎取締役が就任した。前沢氏はZOZOの株式の36%を保有しており、このうち30%を株式公開買い付けに応じて売却する。前沢氏は米宇宙企業スペースXによる月周回旅行の最初の乗客に内定しており、今後はこうした個人活動に専念するという。
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