ドコモ、「TV」より「YouTube」、学生のスマートフォン事情を調査
株式会社NTTドコモでは、学割やファミリー割引をはじめとした多様な料金プランや、未成年者の安全を守るさまざまなアフターサービスを提供している。今回、「学生のスマートフォン事情」をテーマに、日本全国の高校生・大学生300名を対象にした調査を実施し、その結果を発表した。
<調査結果 TOPICS>
■デジタルネイティブ世代である高校生・大学生のスマホ生活を調査
◇「TVタレント」よりも「YouTuber」の話題が多い高校生・・・学校での会話は「スマホありき」
◇友人とのコミュニケーションで重要な「動画」・・・一方で気になるのがデータ通信料
◇無料Wi-Fiの活用、詐欺アプリ対策・・・万全ではないリスク管理の実態
<調査概要>
・調査エリア:全国
・調査期間:2018年12月18日~12月20日
・調査方法:インターネット調査
・調査対象:15~25歳 高校生・大学生男女300名
※スマートフォンを所有している利用者
<調査結果概要>
【1】デジタルネイティブ世代である高校生・大学生のスマホ生活を調査
●「TVタレント」よりも「YouTuber」の話題が多い高校生・・・学校での会話は「スマホありき」
「学校の友人と会話をすることが多い話題」について聞いたところ、「スマホで見たSNS・動画・アプリなどの話」が約8割(78%)にのぼり、「TVで見た番組の話」(58%)、「雑誌で見た記事や漫画の話」(30%)を大きく上回る結果に。
そして、「友達との会話にあがることがより多い話題」を聞いた質問でも下記のような結果に。学生たちが、あらゆる情報やコンテンツを、スマホ経由で楽しんでいる様子がうかがえる。
■YouTube:40% > TVドラマ:29% ※どちらも同じくらい:31%
■YouTube:37% > TVのバラエティ番組:28% ※どちらも同じくらい:35%
■スマホで見たニュース:38% > TVで見たニュース:19% ※どちらも同じくらい:43%
■Instagram:57% > ファッション誌:8% ※どちらも同じくらい:35%
さらに高校生においては、「TVタレント」(33%)よりも「YouTuber」(37%)のほうが会話にのぼることが多いという結果も。また、YouTuber、VTuber(バーチャル・ユーチューバー)、TikToker(「TikTokユーザー)をはじめとした人気動画クリエイターについての知識がなければ「友人との会話についていけないと思う」と答えた高校生も31%と約3人に1人にのぼった。
友人とのコミュニケーションで重要な「動画」だが、「友人とスマホで動画を見ながら会話をすることがある」と答えた学生は実に53%にのぼる。また、「友人とスマホで動画を撮影・投稿して楽しむことがある」人も約4割(39%)という結果に。
だが、スマホで動画を通じたコミュニケーションを楽しもうとするほど、料金が気になるという。そんなデータ通信料を気にする学生たちに活用されているのが、交通機関やカフェなどのフリーWi-Fi。同調査の結果「無料Wi-Fiの利用経験」がある学生の割合は、90%となった。しかし、飲食店や街中の無料Wi-Fiは、セキュリティ面においてリスクが高く、個人情報やクレジットカード情報の漏洩、ウイルス感染などにつながる可能性があることを24%が「知らなかった」とこたえた。
【調査概要(NTTドコモ調べ)】
・調査期間:2018年12⽉18〜20⽇
・調査⽅法:インターネット調査
・調査対象:15〜25歳 高校生・大学生男女300名
※スマートフォンを所有している利用者
http://www.denpanews.jp/