【業界トピックス】ドコモ、2018年夏モデル11機種を発表、6機種が下り最大988Mbpsに対応

ドコモ、2018年夏モデル11機種を発表、6機種が下り最大988Mbpsに対応

 NTTドコモは16日、2018年夏モデルの新サービス・新商品発表会を開催し、スマートフォン10機種、タブレット1機種の合計11機種を発表した。5月18日から順次発売する。
 3つの周波数帯を束ねたキャリアアグリゲーションにより、スマホ6機種は受信時最大約1Gbpsに対応。カメラ機能が充実し、トリプルカメラを搭載した1機種、デュアルカメラを搭載した4機種を提供するほか、立体音響技術「Dolby Atmos」に対応した4機種などを提供する。
 
 256QAMと3つの周波数帯を束ねたキャリアアグリゲーション(3CA)により、受信時最大988Mbpsに対応するのは、「Galaxy S9 SC-02K」「Galaxy S9+ SC-03K」「Xperia XZ2 SO-03K」「Xperia XZ2 Premium SO-04K」「AQUOS R2 SH-03K」「HUAWEI P20 Pro HW-01K」のスマートフォン6機種。新たに5つの周波数帯を束ねるキャリアアグリゲーション(5CA)にも対応する。
 また、「Galaxy S9 SC-02K」「Galaxy S9+ SC-03K」「Xperia XZ2 SO-03K」「Xperia XZ2 Compact SO-05K」「Xperia XZ2 Premium SO-04K」「AQUOS R2 SH-03K」「HUAWEI P20 Pro HW-01K」のスマートフォン7機種は、送信時の64QAMにより、送信時最大75Mbps通信に対応する。
 
 カメラ機能では、「HUAWEI P20 Pro」が、カラー、モノクロ、望遠と機能の異なる3つのLeicaトリプルカメラをスマートフォンでは世界で初めて搭載。一眼レフのような深みのあるぼかしと、色鮮やかで細やかな撮影が可能となる。また、「Galaxy S9+ SC-03K」「AQUOS R2 SH-03K」「Xperia XZ2 Premium SO-04K」のスマートフォン3機種とタブレット「dtab Compact d-02K」には、デュアルカメラを搭載し、ぼかし撮影や動画撮影中の静止画撮影、暗所撮影に強いなど、様々なシチュエーションで楽しむことができる。
 
 オーディオ機能では、「Galaxy S9 SC-02K」「Galaxy S9+ SC-03K」「AQUOS R2 SH-03K
(ヘッドホン装着時のみ)」「HUAWEI P20 Pro HW-01K」のスマートフォン4機種が、ドルビーアトモスに対応するほか、「Xperia XZ2 SO-03K」「Xperia XZ2 CompactSO-05K」「Xperia XZ2 Premium SO-04K」のXperiaシリーズが、バーチャルサラウンド技術S-Forceに対応。 「Galaxy S9 SC-02K」「Galaxy S9+ SC-03K」「Xperia XZ2 SO-03K」「Xperia XZ2 Compact SO-05K」「Xperia XZ2 Premium SO-04K」「HUAWEI P20 Pro HW-01K」のスマートフォン6機種と「dtab Compact d-02K」のタブレット1機種は、デュアルスピーカーに対応する。
 
 また、4月27日に200万契約を突破した料金プラン「docomo with」の対応端末として、新たに「arrows Be F-04K」「LG style L-03K」の2機種も発表された。
 
 発表会に登壇した代表取締役社長の吉澤和弘氏は、今回のテーマを「For All」だと説明。「皆様の期待を超える感動と驚き、新しいサービス・新しい商品を提供し続けていきたい」と意気込んだ。
 また今回、ドコモとしては約5年ぶりにファーウェイ製のスマートフォンを発売する。この点について、同社プロダクト部長の森健一氏は、「(ファーウェイは)日本のSIMロックフリー市場で存在感を高めてきており、研究開発にも力を入れている。とくにここ数年、スマートフォンの市場をリードしている。今回ラインナップできたことは非常に喜ばしい」と、ファーウェイ製端末の採用に至った経緯を説明した。
 

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