ドコモとパナソニック、5Gを活用した街空間演出の実証実験を実施
ドコモとパナソニックは、10月10日~11日に東京都品川区で開催される「キャナルアートモーメント品川 2020」にて、5Gを活用したパナソニックのエリア価値創造サービスの実証実験を実施した。5Gサービスエリア内でドコモオープンイノベーションクラウドを活用し、5Gの特長の1つである「低遅延」を活かしてライブでの照明制御によるイベントでの感動演出や混雑度検知を行うことにより、エリアの誘客・密回避を検証を行った。
本実証実験では、広範囲にわたるエリア全体の 84 台の照明デバイスを、ライブ音響に合わせてクラウドで同時に制御。「低遅延」の5Gを使用することで、3Gや4Gを利用した場合と比較してライブパフォーマンス自体の音響との遅延が少なくなり、観客に対してより臨場感のある非日常空間の提供が可能となる。今後、範囲が広く照明数が多いエリアでのパフォーマンスになるほど、照明制御のために流れる通信回線のデータ量が増大するため、5G の「大容量」という特長を活かすことができると想定されている。
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