ドコモとShowcase Gigがモバイルオーダーの浸透を目指し10億円の資本・業務提携
株式会社NTTドコモと株式会社Showcase Gigは、ドコモのキャッシュレスサービスである「d払い」のミニアプリの機能拡充と、日本の実店舗領域におけるモバイルオーダーサービス、およびOMOの浸透を目的に、資本・業務提携契約を締結した。
ドコモは、2018年4月から、「d払い」アプリを提供開始し、これまでにd払い加盟店がスマートフォン上で提供するサービスをd払いアプリ内でご利用いただけるミニアプリを提供し、ユーザーにとって便利でおトクな機能の拡充を行ってきた。
ショーケース・ギグは、「日常の消費に溶け込むテクノロジーにより生活を向上させること」をミッションに事業展開しており、国内初のモバイルオーダープラットフォーム「O:der(オーダー)」を飲食・小売業態向けに提供している。「O:der」プラットフォームは、店舗利用者に「待たずに、キャッシュレスでスマートな消費体験」を可能にする。また、店舗運営事業者にはオーダー・清算業務の省人化による店舗運営の合理化やデジタルを活用したCRMなどを実現。
今回の資本業務提携を通じて、7,000万人を超える会員基盤を持つドコモと、日本においてモバイルオーダー・事前決済サービスの先駆者であるショーケース・ギグが織りなすシナジーにより、実店舗におけるネット注文集客やシステム連携といった課題に応えるとともに、ミニアプリ内で利用できるサービスの拡充をより一層図ることで、事業基盤の成長を加速していく。
【業務提携の概要】
1.ショーケース・ギグが保有する実店舗向けモバイルオーダープラットフォームをd払いのミニアプリプラットフォームと連携し、双方が接点を持つ加盟店を中心に、OMOソリューションを提供。
2.双方連携した加盟店営業活動の実施によりd払いミニアプリの導入を加速。
3.ミニアプリやd払いの利用拡大に向け、データを活用した加盟店向けマーケティングソリューションやコンサルティングサービスを提供。
【資本提携の概要】
ドコモは、ショーケース・ギグから10億円の第三者割当増資の引受、およびショーケース・ギグ既存株主から株式譲受を実施。出資時期は、2019年12月中旬(予定)。
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