【業界トピックス】ノキア、BBIXのネットワーク強化で通信容量拡大と効率向上

ノキア、BBIXのネットワーク強化で通信容量拡大と効率向上

ノキアは、BBIXが増大するデータトラフィック需要に対応するため、ネットワークを400GEにアップグレードする目的でノキアのIPルーティング技術を採用したと発表した。これにより、通信容量の増加だけでなく、ネットワーク運用の安定性、柔軟性、信頼性が向上し、ユーザーへのサービス品質が向上する。

 BBIXは、Nokia SR Linux Network Operating System (NOS) を搭載したノキアの7220 Interconnect Router (IXR) を導入し、高品質なネットワーク相互接続を確保する。導入は年内に日本で開始し、その後シンガポールなど他の地域へ拡大する予定だ。

 

BBIXの佐々木秀幸代表取締役社長兼CEOは、インターネットトラフィックの急増に対応するには、容量の拡大だけでなく、インテリジェントで信頼性の高いインフラが必要だと述べた。ノキアのソリューションにより、大量のトラフィックを処理しながら高いサービス品質を維持でき、費用対効果や信頼性の高いパフォーマンス、シームレスな拡張性を備えたネットワークインフラを構築できると評価した。

 またノキアのアジア太平洋地域のIPネットワーク部門のバイスプレジデント兼ヘッドであるケント・ウォンは、ノキアが業界の進化するニーズに対応した包括的なIPソリューションの開発を推進していると述べた。BBIXは、ルーティングポートフォリオを徹底的に評価した結果、ノキアのソリューションに強みを見出し、採用を決定した。今回の協業により、SR Linux NOSを搭載した7220 IXRを導入し、ネットワークのアップグレードを実施する。これにより、運用効率の向上や、大規模な拡張性と将来性に優れたネットワークの提供が可能となる。

参照元:https://www.nokia.com/ja_jp/

https://denpanews.jp/

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