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【業界トピックス】ブラジルのリオ地下鉄で初となる「Visa SAM」タッチ決済導入が決定

ブラジルのリオ地下鉄で初となる「Visa SAM」タッチ決済導入が決定

 VisaとPlaneta Informatica社は、世界の公共交通機関向けに、これまで以上に迅速、容易に、またコストを大幅に抑制しつつタッチ決済を導入できる新テクノロジーを提供することを発表した。このVisa Secure Access Module(Visa SAM)は、交通機関が現在の改札や端末の入れ替えコストや技術的要件を必要とせず、非接触カードやスマートフォン、ウェアラブル端末によるタッチ決済を乗客に提供するシステムを容易に実現できるものだ。

 タッチ決済は世界中の主要都市の公共交通機関の未来を形成しつつあり、乗客は切符の購入やチャージのために列に並ぶ必要がなくなり、貴重な時間を節約することが可能となる。Visa SAMは、改札や読み取り端末に投資をしたばかりの交通機関にとっては、タッチ改札のメリットを提供するコスト効果の高いソリューションとなり、顧客体験の向上、乗車率のアップ、チケット関連の諸経費の削減を実現できる。新たに改札やハードウェアを導入するのではなく、安全なタッチテクノロジーEMVに基づくVisa SAMを既存システムに直接導入することで、コストや導入期間を大幅に短縮することができる。Visa SAMは、交通機関向けとしては初となるテクノロジーで、すべてのVisa Readyテクノロジーパートナーに提供され、交通系のハードウェア、ソフトウェア各社の製品に簡単に組み込むことが可能。

 Visaが外部に委託して実施したグローバル調査「The Future of Transportation: Mobility in the Age of the Megacity(交通の未来:メガシティー時代のモビリティー)」によると、公共交通機関を利用する通勤、通学者にとって複雑な決済は悩みの種となっており、タッチ改札などのソリューションにより支払いを簡素化することが、今後の乗車率や満足度の向上に不可欠であることが示されている。通勤、通学者は、支払いがもっと簡単であれば公共交通機関の平均利用が27パーセント拡大すると回答し、47パーセントの回答者が、交通手段によって異なる切符が必要となることは問題だとしている。

 Visa SAMの導入は、世界中の交通機関が最もコスト効果の高い最善の方法を特定し、既存インフラに対するプレッシャーの拡大に対応しつつ、将来にわたって活用できるテクノロジーに投資できるよう支援してきたVisaの経験に基づくもの。過去1年だけでも、Visaは12カ国20都市で交通系タッチ決済ソリューションを立ち上げ、現在150案件以上が進行中。

 VisaとPlaneta Informatica社はIngenico Groupと提携し、4月下旬には「Visa SAM」初の活用事例として、ブラジルのリオデジャネイロ地下鉄(Metro Rio)にタッチ決済導入が決定している。

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