人の顔を識別して接客内容を変えられるロボアプリをヘッドウォータースが発表
国内でも有数のロボットアプリ開発・導入実績のある株式会社ヘッドウォータースは、顔識別で接客内容を変えられるロボアプリパッケージ「SynApps(シナップス)」を提供開始することを発表した。
人口減少中の国内においてロボット市場は「人の代わりの労働力」になる候補として非常に注目されており、企業のロボット活用事例も増加しているものの、「せっかくロボットを買ったのに、できる事が少ない」「もっと有効活用したい」と言う声が多く上がっていることを背景に、ヘッドウォータースは、業界内では実現が難しかった顔認識機能などの機能を網羅した、高機能ロボアプリ「SynApps(シナップス)」のサービス開始に至った。
日本マイクロソフトのパブリッククラウドMicrosoft Azure上で提供する Machine Learning(機械学習サービス)及びProject Oxford(ディープラーニングサービス)と連携した「顔認識機能」を搭載しており、顔情報から、話しかける内容を変えるロボットアプリが提供可能になっているとのこと。
「SynApps(シナップス)」の特徴は以下の通り。
■「SynApps(シナップス)」の特徴
・何人でも顔を覚え、相手に合わせて接客内容を変えられる機能
・複数店舗、複数アプリ、複数ロボットを一元管理
・ロボットが出力する言葉や画像および商品情報・配置をWebシステムにて登録・更新
・POSやCRM、天候など外部サービスと連携する事が可能
・低予算から導入可能 ※月額3万円~
詳細は以下URLを参照いただきたい。
http://www.headwaters.co.jp/service/SynApps.html
本パッケージを利用する事で、月額3万円~顔認識機能付きのオリジナルロボットアプリを簡単に開発・更新する事が可能となり、 株式会社ソフトバンクロボティクスが提供する人型ロボット「Pepper」を中心に、 顔認識機能及び機械学習機能を搭載した独自ロボットアプリ提供を行っていくとのこと。
また今後は、Microsoft Azure Machine Learning及びProject Oxfordの機械学習エンジンを用いて、 ユーザー行動を分析・学習・予測できるロボアプリラインナップを拡充して行き、企業がロボットを活用できるアプリケーションを 提供していくとしている。
http://denpanews.jp/