国内の携帯電話端末契約数、2023年に2億2000万契約と予測―シード・プランニング調べ
シード・プランニングは、国内携帯電話の将来動向に関する調査を実施し、その結果を公表した。
同社の予測では、国内の携帯電話端末契約数は、2023年には2017年比で4,800万増の2億2000万契約になるとしている。
スマートフォンは、2017年度は9,417万契約となり、前年度より380万契約増加。2018年度は1億契約を超えるとして、フィーチャーフォンからスマートフォンへの移行は毎年25%進み、PHS はこの期間に終息する見込みだとしている。
IoT・M2Mモジュールは、2017年度は2,074万契約。 あらゆるものへの組込みが想定され、中でも自動車、セキュリティ監視、遠隔監視、機械監視、ロボット、ドローン等の追跡管理、スマートシティ、ホームICT 等を注目市場として、2018年度以降年率平均18%~20%程度の増加、2023年には2017年比約3倍の6,000万契約を超えると予測している。
また、スマートフォン契約先のサブブランド・MVNOへの移行は徐々に進み、2023年にはスマートフォン契約の30%がサブブランドないしはMVNOになるとしている。