【業界トピックス】携帯電話に「060」、総務省が導入準備開始、番号不足に対応

携帯電話に「060」、総務省が導入準備開始、番号不足に対応

 総務省は、携帯電話に「060」で始まる番号を導入する準備に入ったと明らかにした。未指定の状態となっているおよそ9,000万件の060番号を、将来的に携帯電話の番号としても使えるよう年内にも省令改正する。

 現在、携帯電話の番号は「090」と「080」と「070」が使われているが、「090」と「080」は携帯電話各社にすべて割り当て済みで、「070」も2590万番号しか残っていないという。
 こうした背景から、総務省は、将来的に番号がひっ迫する恐れがあるとして、携帯電話番号の需要やM2M等専用番号の利用動向を踏まえ、将来的に「060」を携帯電話番号として使用することも見据えて留保するとしている。

 「060」番号は現在、固定電話と携帯電話の両方につながる「FMC」と呼ばれるサービス向けに割り当てられている。しかし、2011年にサービスが廃止となり、およそ9,000万件の番号が全く利用されていない。今回は、この番号を新たに使うことで番号を確保するとしている。
 
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