楽天は独自アプリストア「楽天アプリ市場」サービスを開始、トレンドマイクロとセキュリティで協力
8月19日、楽天はAndroid OS向けのアプリストア「楽天アプリ市場」のサービスを開始した。
「楽天アプリ市場」は約180社のベンダーから提供される「楽天アプリ市場」限定アプリを含む約390タイトルのアプリが取り揃えられている。ストア内での支払いやアプリでの課金に「楽天スーパーポイント」が利用でき、また支払い金額に応じて通常の10倍のポイントを獲得することもできるとしている。
またセキュリティに力を入れているのも特徴だ。トレンドマイクロ社と協力し、ストア内のアプリの登録審査時にはトレンドマイクロ社の技術によるアプリのセキュリティー評価を実施し、アプリの安全性を高めているという。また「楽天アプリ市場」ユーザーは端末にインストールされたすべてのアプリをスキャンし安全性をチェックする「不正アプリ対策」機能も毎月1回利用することができる。
アプリを利用するにはGoogle Playからではなく、スマートフォンから専用ページにアクセスし、「rapps.apk」ファイルをダウンロードしてインストールしなければならない。なおその際、端末のセキュリティ設定にて「提供元不明のアプリインストール」にチェックを入れて許可しておく必要がある。
今後は、「楽天市場」や「楽天トラベル」などのB2B2C型ビジネスモデルで培ってきたノウハウを活用し、アプリ開発者への支援も行っていく予定だという。
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