法人向けSurface Go LTE モデル登場、11月29日より販売開始
日本マイクロソフト株式会社は、マイクロソフトの自社デバイス 「Microsoft Surface Go」に LTE Advanced 対応の SIM フリー機種を追加し、法人向けに11月29日より販売する。なお、今回の発表は法人市場向けを対象としており、Surface Go LTE Advanced の個人向けの販売は未定とのこと。
Surface Go は8月の発売以来、Surface 史上もっとも軽くコンパクトなデバイスとして、ビジネスユーザーをはじめ、教育機関で好評を得てきた。そしてこの Surface Go に今回LTE モデルが新たに加わる。
Surface Goは、10インチディスプレイを搭載するシリーズ最薄・最軽量のモデル。キックスタンドを装備し、別売の「タイプカバー」と組み合わせて2in1 PCとして利用できる。ペン入力やタッチ操作にも対応する。
LTEモデルはWi-Fiモデルより10g重く、532gとなる。SIMカードのサイズはnanoSIM。なお、Surface Go LTE Advanced は、日本国内の主要バンドを広くカバーする 22 バンドに対応。日本マイクロソフトでは、Surface Go LTE Advanced の発売に先駆けて、株式会社NTTドコモ、KDDI株式会社、ソフトバンク株式会社と相互接続性試験 (IOT) を実施完了済み。
法人向け参考価格は、CPUがPentium Gold 4415Y、メモリが8GB、ストレージ(SSD)が128GBのモデル「KC2-00014」が8万4800円(税別)。
【Surface Go LTE Advanced で広がる活用シーン】
●営業の現場での活用
訪問先のネットワーク環境やテザリング機能に頼ることなく、その場で迅速に顧客に合った提案や、見積書・契約書の作成が可能になり、業務の効率化および顧客満足度の向上に貢献。
●工場や建設の現場での活用
Wi-Fi 環境の無い屋外の現場にいてもリアルタイムで現地の状況報告が可能になり、事務所に戻らずに一連の業務が現場で完了。
●教育の現場での活用
大人数での利用が可能なWi-Fi 環境の無い学校での活用、さらに校外での利用ができるようになるほか、家庭のネットワーク環境に依存しない持ち帰り学習も可能に。また、Surface Go LTE Advanced は、屋外でも高速移動中でも、安定してインターネットが利用できるという利便性だけではなく、セキュリティの面においても優れている。LTE 回線の利用により、暗号化されていないフリー Wi-Fi への接続や誤って悪意のあるWi-Fiスポットに接続してしまうなどの危険性を最小化することに加え、万が一のデバイス紛失時の遠隔消去の実行性を高めることができる。