米アップル「iPhone X」10月27日16時1分より予約開始、予約分以外に店頭在庫も
米アップルは10月24日、11月3日発売の「iPhone X」の予約注文について、10月27日16時1分からウェブサイトおよびApple Storeアプリで受け付けることを正式に発表した。iPhone Xは、日本を含む世界55を超える国と地域で販売される。アップルは、「iPhone Xの予約注文には、Apple Storeアプリケーションを利用するのが最速かつ最も簡単」だとしている。
「iPhone X」は、iPhoneの発売10周年を記念して作られた高級モデルである。注目度が高く、さらに製造におけるサプライチェーンの制約などの問題から生産台数が限られ、品薄になるのではないかと噂されていた。
今回アップルから発表されたニュースリリースには、「各店舗では予約注文なしで早めに来店されるお客様に対してiPhone Xをご用意します」とも記されている。予約分以外に店頭在庫が用意されるということで、発売日当日は、iPhone Xを確実に入手したい人でApple Storeの店頭は行列が発生することも予想される。
9月22日に発売された最新モデル「iPhone 8/8 Plus」の売れ行きは、販売初日から精彩を欠き、ぱっとしない状況が続いているようだ。NTTドコモの吉澤社長は、10月18日に開催された新製品発表会に登壇した際に、iPhone 8と8 Plusの売れ行きについて聞かれ、「思ったほど数は出ていない」とコメント。さらに、その要因について、「iPhone Xを待っている人がかなりいる」と語った。
消費者は、たとえ価格が高くても、全面有機ELディスプレイや顔認証のFace IDなど、最新技術を採用したiPhone Xを待っているようである。多くの注目を集める中、いよいよ11月3日に「iPhone X」が発売される。