自宅で作れるAI搭載のコミュニケーションロボット「鉄腕アトム」発売
講談社・手塚プロダクション・NTTドコモ・富士ソフト・VAIOの5社は、AI時代に対応するため、日本を代表するロボット・キャラクター「鉄腕アトム」を目指し、「ATOMプロジェクト」を開始すると発表した。
コミュニケーション・ロボット「ATOM」は、発話し二足歩行しクラウドで成長する、日本初の進化する本格的なキャラクター型コミュニケーション・ロボットで、世界的に有名なコミック&アニメ、手塚治虫の『鉄腕アトム』をモデルにしている。
「ATOMプロジェクト」では、各社の強みを生かし鉄腕アトムの世界観をベースに、ロボットという新しいエンターテイメント・デバイスの可能性を開拓し、発話コンテンツの研究・開発をあわせて進め、“一家に一台”の進化する家庭用ロボットの普及を目指す。
プロジェクト第一弾となる『コミュニケーション・ロボット 週刊 鉄腕アトムを作ろう!』では、手塚プロダクション監修により、鉄腕アトムを元にモデリングを行ったロボット=ATOMをユーザーが組み上げるパートワークを4月4日より発売する。
ロボティクスおよびロボットに搭載するOSとAIを富士ソフトが設計開発。ハードウェアの信頼性でも、これまでにない高いレベルを目指す。また、ATOM本体のAIはインターネット経由でNTTドコモの自然対話プラットフォームと接続。クラウド上での「成長する会話力」をNTTドコモと講談社が共同開発する。VAIOは、ATOM本体で使用している電気系統のメインボードなどの基板実装(製造)や「ATOM組み立て代行サービス」を担当。会話のもとになるシナリオモデルの作成、出版コンテンツの開発、全体の企画、プロデュース、販売は講談社が担当し、5社それぞれの強みを生かしてキャラクターロボット「ATOM」を作りあげ、まずパートワークとして創刊。「ATOM」を組み立て、完成させるユーザーに向けて、2018年9月の完成を予定している。
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