【業界トピックス】長野県地域にデリバリー・テイクアウト注文サイト「ONE NAGANO EATS」スタート

長野県地域にデリバリー・テイクアウト注文サイト「ONE NAGANO EATS」スタート

 台風19号の復興支援として、被災地域の炊き出し活動を契機に長野駅前飲食店の有志を中心に設立された「ALL NAGANO PROJECT」は、株式会社ライフシードと連携してデリバリー・テイクアウト注文WEBアプリ「ONE NAGANO EATS(ワンナガノイーツ)」をスタートした。

■ONE NAGANO EATSについて

 世界中で感染が拡大しているCOVID-19による営業自粛が続く地域の飲食店を支援するため、4月16日にプロジェクトを発足。ONE NAGANO EATSのWEBアプリ上で商品の注文・クレジットカード決済が完了し、購入者がデリバリーを選択した場合、エリア限定ですがデリバリー事業者が飲食店の代わりに配達を代行する。ユーザーの配達手数料は300円(税別)。プロジェクトへの参加店舗の費用負担は当面の間、システム運営手数料は無料とし、配達手数料の店舗負担分500円(税別)(デリバリーを利用した場合)と5%の決済手数料のみとなる。

■WEBアプリについて

 店舗ごとに注文サイトがある。購入者がデリバリーかテイクアウト、受取日、受取時間を選択してから商品およびトッピングを追加する。WEBアプリの注文では衛生面および架空注文を避けるため全てクレジットカードでの事前決済とし、デリバリーやテイクアウト時の引き渡しを簡単にする。デリバリー事業者への配達手数料の支払いは、ユーザーの注文の決済と同時に行われる。デリバリー可能エリアの判断は、デリバリーを選択時、郵便番号を入力して行う。決済の際に、お店支援費として、チップを設定することもできる。また、各店舗で、メニューの登録、休日、営業時間、休憩時間、30分内の最大注文数、テイクアウトのみ・デリバリーのみ・両方など設定することができる。

 大手のデリバリー・テイクアウトシステムでは、現在は無料や安く提供されているが、通常時ではシステム利用料や配達手数料が非常に高く、飲食店または購入者の負担になる。また人口の少ない地方では、個々の登録者が配達を行うことは現実的ではない。地方にあったシステムが必要と考えているとのこと。

■機能
・クレジットカード決済
・お店支援機能(10% 20% 30% また直接入力で加算して支払える)
・テイクアウト、デリバリー、両方 選択機能
・デリバリー最低金額設定
・予約注文機能
・メニュー登録・編集
・営業時間・休憩時間・休日設定 調理時間設定
・オーダー平均化機能
(30分以内の最大注文数を設定し、いっぱいになるとその時間枠は表示されない)
・LINE公式アカウントから検索・注文機能(開発中)

■デリバリー事業者について
現在、デリバリー事業者を調整中。
デリバリー事業者を利用できる店舗:長野駅前半径1kmにある店舗
デリバリー可能エリア:長野駅前半径2km
提携するデリバリー事業者以外にも、店舗側が用意した配達パートナーを利用することも可。

■費用について
購入者:メニューの金額(消費税8%)、デリバリーを選択した場合、配達手数料300円
店舗:システム運営費:当面無料
決済手数料:5%
店舗への入金:14日に1度入金 送金手数料350円
デリバリー事業者を選択した場合、配達手数料500円
※配達手数料は消費税10%が加算される。

https://denpanews.jp/

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