【業界トピックス】韓国サムスン、スマートフォンの新製品「ギャラクシーS9」と「ギャラクシーS9+」を米国で発売

韓国サムスン、スマートフォンの新製品「ギャラクシーS9」と「ギャラクシーS9+」を米国で発売

 韓国サムスン電子は、スマートフォンの新製品「ギャラクシーS9」と「ギャラクシーS9+」を米国で発売した。写真や動画を多用する現代に合わせて設計され、超スローモーション撮影機能などのカメラ機能が充実している。3DアバターやアニメーションGIFを作成できるほか、人工知能による物体識別機能とそれを利用した情報機能も備えている。

◆外観・デザイン
【ディスプレイ】
 「Galaxy S8」と比べて「Galaxy S9」は本体の縦サイズが小さく、また、ディスプレイの黒さが増し、ベゼルとディスプレイの一体化が強くなった。
【カメラ機能】
 「Galaxy S9」の背面カメラは絞り値を切り換えられる「デュアル・アパチャー(可変絞りレンズ)」が採用されている。状況に応じてより適切なカメラ設定が可能になった。12枚の写真を撮影してノイズが少ない画像を生成する「マルチフレームノイズリダクション」機能や、インカメラで撮影した顔からアバターを制作する「AR Emoji」にも対応。

◆機能・特徴
【処理性能】
 最新のハイエンドSoC「Snapdragon 845」を採用。「Snapdragon 845」はCPU性能やAI処理性能が大幅に向上。
【セキュリティ性能】
 「虹彩認証」と「顔認証」の承認制度が向上。「虹彩認証」と「顔認証」を組み合わせた「インテリジェントスキャン」にも対応。
【動画性能】
0.2秒間を6秒間で再生できる最大960fpsものスーパースローモーション動画に対応。

 しかし、既に「ギャラクシーS9」に誤作動が見つかり、サムスン電子が調査に着手したことが分かっている。

 米国シーネットは、サムスンフォーラムと現地のソーシャルメディアであるRedditなどの利用者の間でギャラクシーS9機器の画面上段、下段などの様々な部分をタッチしても反応しないトラブルに対する不満が提起されていると報じた。

 ディスプレイの特定部分をタッチしても反応しないことを「デッドゾーン」と呼ぶ。このような現象はギャラクシーS9が発売されてから一週間が過ぎたころから知られ始めた。
 

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