シャープはSIMロックフリースマートフォン「AQUOS SH-M02」を発表、おサイフケータイやVoLTEにも対応
シャープはSIMロックフリースマートフォン「AQUOS SH-M02」を発表した。MVNO事業者などから提供される予定だ。
「AQUOS SH-M02」は5インチ HD液晶を搭載したAndroidスマートフォン。性能的にはミドルスペックとなっており、スペックから2015年夏モデルとして発売された「AQUOS EVER SH-04G」がベースとなっていると推測される。カラーはホワイトのみ。
ミドルスペック帯の端末とはいえシャープのスマートフォンらしさはしっかり備わっており、「EDGEST」デザインによって片手でも持ちやすいサイズを実現している他、スマートフォンが能動的に話しかけてくる機能「エモパーLite」も搭載する。
カメラは1310万画素のメインカメラと210万画素のインカメラを搭載。薄暗いシーンでも明るく撮影できる「Night Catch」や逆光でもきちんと撮れる「リアルタイムHDR」、空の動きなど長時間の動きを数秒おきに撮影することで動画として楽しめる「タイムラプス撮影」など、豊富な撮影モードも備えている。
またミドルスペックながら充実した機能を持ち、VoLTE、キャップレス防水(IPX5/IPX7相当)に対応する他、国内メーカーの端末ならではと言える、おサイフケータイ、赤外線通信、日本語入力ソフトウェア「S-Shoin」といった機能も搭載。特にSIMロックフリーでおサイフケータイ対応の端末はこれまで「Xperia J1 Compact」のみであったため、望んでいたユーザーにとっては有力な選択肢となるだろう。
OSはAndroid 5.0、CPUには1.2GHz クアッドコアのMSM8926、メモリは2GB、本体容量は16GBとなっている。対応周波数はドコモのものに準拠しており、LTEはBand1(2GHz)、Band3(1.7GHz)、Band19(800MHz)、Band21(1.5GHz)、3GはBand1(2GHz)、Band6(800MHz)、Band19(800MHz)。
まずはNTTレゾナントから「gooのスマホ g04」として発売され、こちらはgooRedという限定カラーも用意される。こちらは10月20日から販売され、11月中旬以降に発送される。またセブン-イレブン・ジャパンと共同で開発された「エヴァンゲリオン スマートフォン」のベースモデルにもなっている。
主な仕様は以下の通り。
・OS:Android5.0
・CPU:MSM8926 1.2GHz クアッドコア
・メモリ:2GB
・本体容量:16GB
・外部メモリ:microSDHC(最大32GB)
・液晶:5.0インチ TFT液晶
・解像度:HD(1280×720)
・バッテリー容量:2450mAh
・メインカメラ:1310万画素
・インカメラ:210万画素
・サイズ:約134(H)×71(W)×9.9(D)mm
・重量:約145g
・WiFi規格:IEEE 802.11 b/g/n
・Bluetooth v4.0(BLE)、VoLTE、防水機能(IPX5/IPX7)に対応
・カラー:White、gooRed(NTTレゾナント販売モデルのみ)
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