【業界トピックス】 J:COMが10月29日にMVNO事業開始、名称は「J:COM MOBILE」

J:COMが10月29日にMVNO事業開始、名称は「J:COM MOBILE」

 株式会社ジュピターテレコム(J:COM、東京都千代田区)はMVNO(仮想移動体通信事業者)事業に参入し、新サービス「J:COM MOBILE」(ジェイコムモバイル)を10月29日より、全国のJ:COMエリアで一斉に販売開始すると発表した。同社では、移動通信サービス「J:COM MOBILE」をケーブルテレビ(多チャンネル放送)、高速インターネット、固定電話、電力に次ぐ「第5のサービス」と位置付け、生活に欠かせないサービスの1つとして、ワンストップで提供していく方針だ。
 
 「J:COM MOBILE」の特長は以下となる。

(1)LTE対応で高速大容量通信を実現
 auの4G LTE網を利用するMVNOサービスとして、高速データ通信はもちろん、au VoLTEにも対応。高品質な音声通話を利用可能。

(2)「J:COMオンデマンドアプリ」利用時、データ通信量カウントなし
 「J:COMオンデマンドアプリ」を利用して映像コンテンツを視聴する際のパケット量は、月間のデータ通信量にカウントしない。利用者は、いつでもどこでもパケット制限を気にせず動画コンテンツを楽しむことができる(一部利用条件あり)。動画配信サービス「J:COMオンデマンド」で配信中の最新映画、国内外のドラマ、アニメ(計約38,000本)はもちろん、ゴルフやプロ野球などのライブ中継も観ることが可能。

(3)充実のサポートで、自宅にいながら利用開始可能
 「MVNOはサポートが不安」という声をふまえ、初めてスマートフォンを利用する契約者にも安心していただけるようサポート体制を充実させている。訪問による契約手続きののち、端末を契約者自宅に宅配、遠隔サポートで初期設定を行うなど、契約者が自宅にいながら利用開始までの全ての手続きが完了するフローを整備。加入後も「おまかせサポート」(月額500円(税抜)/世帯)の利用で、電話だけでなく、訪問や遠隔サポートが受けられる。

(4)日本初上陸のオリジナル端末
 端末は、日本初上陸となる「LG Wine Smart」(LG Electronics製)。フィーチャーフォンのテンキーに馴染んだ方にも使いやすく、韓国をはじめ海外でもグローバルで展開される端末を、J:COM限定のオリジナルモデルとして日本で提供する。タッチパネルとテンキーの両方が利用可能で、Google Play™によるアプリインストールができるほか、「J:COMオンデマンドアプリ」がプリインストールされており、手軽にコンテンツ視聴が可能。また「緊急地震速報」アプリを搭載。

(5)シンプルでわかりやすい料金体系 月額2,980円 キャンペーンで端末実質無料
 端末(スマートフォン)と音声通話・データ通信に対応したSIMカードをセットにした「J:COM MOBILE スマホセット [3GB]」を月額基本料2,980円(税抜)で提供する。販売と同時に開始するキャンペーン(期間:2015年10月29日から2016年1月11日まで)により、J:COMサービスと同時加入で端末代金が実質無料となる。

(6)日本ケーブルテレビ連盟との連携によりSIMカード単体も提供
 一般社団法人日本ケーブルテレビ連盟が推進する「ケーブルスマホ」も10月29日より「J:COM MOBILE SIM単体 [3GB]」として提供。データ通信だけの場合は月額基本料900円(税抜)、音声通話とデータ通信セットの場合は月額基本料1,600円(税抜)の2コースから選択できる。
※上記(1)~(4)のJ:COM独自サービスは、本コースには適用されない。

 さらに、「J:COM TV」とセットで提供しているタブレットサービス「J:COM TV with タブレット」についても、LTE対応の新端末を10月29日から販売したり、公衆無線LAN事業者との提携も明らかにするなど、ケーブルテレビ利用者には非常に魅力的なサービスであると言える。

このサービスについての詳細は、以下のJ:COM MOBILEのサイトを参照のこと。

http://www.jcom.co.jp/promo/mobile/

http://denpanews.jp/

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