Appleとアクセンチュア、法人向けに新しいiOSツールとサービス提供へ、ビジネスソリューションの開発で協力
Appleとアクセンチュアは、iOSのためのビジネスソリューション開発に向けたパートナーシップを提携した。今回の提携により、法人顧客がiPhoneとiPadを活用し、働き方改革を行なうための新しいツールセットやサービスを立ち上げる。
アクセンチュアは、世界各地にある選ばれたアクセンチュア·デジタル·スタジオの中に、iOS専門部隊を作り、Appleの専門家もこのチームと同じ場所に配置される。専門家には、ビジュアルおよびエクスペリエンスデザイナー、プログラマー、データアーキテクト、データサイエンティスト、またハードウェアおよびソフトウェアのデザイナーが含まれるという。
新しいiOSツールとサービスは、バックエンドシステムに接続するためのiOSのインテグレーション要件全般に対応する支援を行なう「エコシステムサービス」、自社のiOSアプリケーションに取り込まれたデータを活用するための「IoTサービス」、既存のレガシーアプリケーションとデータをiOSアプリケーションに素早く簡単に移行させるための支援を行う「マイグレーションサービス」となっている。
Appleのティム·クックCEOは、法人向けのiOS提供について、「iPhone、iPadの登場以来、Appleは仕事の働き方を変革してきたが、企業に目を向ければ、まだ私たちの製品を使ってできることのほんの表面をなぞり始めたにすぎない」として、今回の提携について、「両社が力を合わせば、Appleのテクノロジーのとてつもない能力を利用した素晴らしいソリューションを通じてビジネスの方法を本当に近代化し続けることができる」とコメントしている。