au、携帯電話向け「緊急速報メール」全地方自治体に導入完了
KDDIと沖縄セルラーは、地方公共団体などが住民へ速やかに災害や避難情報を配信できる緊急速報メール「災害・避難情報」について、8月22日に鹿児島県三島村・十島村への導入が完了したことに伴い、現在1,788ある日本国内全ての都道府県および市区町村への導入が完了したことを発表した。
緊急速報メール「災害・避難情報」は、大雨による河川氾らんが迫っている情報や身の安全を守るための避難先情報などを、地方自治体が配信することが可能な仕組み。配信対象エリア内にいるユーザーは、無料で受信することができる。
今回の全地方自治体への導入完了により、au携帯の利用者は、日本全国どこにいても、今いる場所の自治体が配信する、災害に関する注意喚起や避難情報などを受け取ることができる。
また、「au災害対策アプリ」を使うことで、配信対象エリア外を含む、全国の地方自治体が配信した3日前までの緊急速報メール「災害・避難情報」の内容を確認することができるため、離れて住んでいる家族や友人の住む自治体の情報を確認し、避難誘導や注意喚起に役立てることができる。同機能は、国内通信事業者としては唯一KDDIのみが提供している。
