【業界トピックス】auのホームIoT「au HOME」サービス内容を拡充、「Google Home」対応に

auのホームIoT「au HOME」サービス内容を拡充、「Google Home」対応に

 KDDI、沖縄セルラーは11月28日より、「au HOME」のサービス内容を拡充し、利用対象者を拡大する。
 
 現在提供中の、外出先でも家族や自宅の状況把握に加えて、自宅にいる家族とのコミュニケーションなどで利用できるセンサーやネットワークカメラのほか、自宅の赤外線機器 (エアコン、照明、TVなど) のON/OFFがアプリからできる「赤外線リモコン」や、コンセントとプラグの間に挟むことで利用電力量がアプリでわかる「スマートプラグ」を新たに追加し、「au HOMEデバイス」のラインアップを拡充する。
 
 また「au HOME」は、「Google Home」、「Google Home Mini」に対応する。「OK Google,エアコンつけて」などと呼びかけるだけで、赤外線に対応した家電の操作が可能になる。
 
 さらに、「au HOME」の対象者を「auひかり」以外のインターネットサービス、かつ、auユーザーにも拡大する。自宅にWi-Fi環境があるユーザーはWi-Fi環境に「無線通信アダプタ (A)」を接続し、自宅にWi-Fi環境がないユーザーは「Qua station」を導入することで「au HOME」を利用できる。
 
 なお、「au HOME」は、2018年春以降、事前にシナリオを設定することで、スマートフォンや音声で操作をしなくても、家電や「au HOMEデバイス」を操作できるサービスの提供を開始する。最寄り駅に到着すると、自宅の照明やエアコンがONに、「開閉センサー」で外出を検知したら自宅の家電の電源がOFFになるなど、さまざまなシナリオを設定できる。
 
 加えて、「au HOMEアプリ」上で、自宅にある家電を登録することで家電を一元管理し、取扱説明書に簡単にアクセスできる機能を追加する。さらに、「au HOMEアプリ」では、ライフデザイン商材との連携を強化に向け、保有家電と最新家電との電気料金比較、買い替えの提案、消耗品が「Wowma!」で簡単に購入できるといった機能を提供する。
 

この記事をSNSシェア

REPORT
関連レポート