【業界トピックス】FCNT、Savonix社との提携で認知機能テストをスマートフォンに導入

FCNT、Savonix社との提携で認知機能テストをスマートフォンに導入

 富士通コネクテッドテクノロジーズ(以下、FCNT)は、Savonix社が開発・運営する、情報処理速度や注意力などの認知機能テストを当社製品に導入する。本認知機能テストの機能を9月23日より全国のNTTドコモ取扱店から発売の「らくらくスマートフォンF-42A」に搭載し、お客様に広く提供することで、デジタルヘルスケア技術を活用した健康長寿社会の実現に貢献することを目指す。
 FCNTはこれまで、世界初となる携帯電話への歩数計搭載をはじめ、カメラによる心拍数測定、脈波センサーによる血管年齢・体のストレス測定など、デジタルヘルスケア技術を活用したお客様の健康維持・促進をサポートする機能を携帯電話やスマートフォンに搭載してきた。また本年より、昨今の高齢化社会の進展にあたり大きな課題となる認知症に対し、歩数などの情報から認知症発症リスクを算出する機能を開発することで、日常の歩行活動を通じた認知症発症リスク低減に活用できるような取り組みを行っている。今回、更なる取り組みとして、認知機能評価の技術を有するSavonix社と提携を行い、認知機能に関するテストを「らくらくスマートフォンF-42A」に導入し、脳の健康維持を支援するツールとして利用者に活用してもらうことを目指す。
 本機能は、従来の紙ベースの認知機能テストをスマートフォン上で実現した画期的な機能であり、15~20分程度で認知機能の評価が可能。本テストにより、認知機能に関する8つの領域の脳機能の状態、長所や短所、改善方法や、生活習慣に関するアンケート結果を踏まえたアドバイスなどをテストレポートの結果から確認することができる。

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