J:COMは4月より一般家庭向けに電力小売りサービスを開始
ジュピターテレコムは4月1日より電力小売りサービス「J:COM電力 家庭用コース」を提供すると発表した。Webサイトや電話での先行申込み受付は既に開始されており、また1月14日より地域の営業スタッフやジェイコムショップでの受付も開始される。
「J:COM電力 家庭用コース」はJ:COMサービスエリア内の一戸建ておよび集合住宅各戸を対象としており、J:COMが提供しているケーブルテレビやインターネット、固定電話等のサービスと組み合わせることで、料金が地域電力会社に比べて割引される仕組み。
具体的には月々の電力の消費量に合わせて3段階式で割り引いて提供され、最初の120kWhまでが0.5%、120kWh~300kWhまでが1%、300kWhを超過する分が10%値引きとなっている。例えば、関東の一戸建てでは、月額電気使用量が485kWh、年間電気使用量が5820kWhの場合、東京電力の電力料金に比べて年間で約6,800円お得になるとしている。
対象エリアは北海道、宮城県、茨城県、埼玉県、群馬県、東京都、神奈川県、千葉県、大阪府、兵庫県、京都府、和歌山県、山口県、福岡県、熊本県の全国15都道府県におけるJ:COMサービスエリアで、対象世代は約1,955万世帯。集合住宅であっても、1戸から利用可能としている。下関エリアについては内容およびサービス開始時期を検討中とのこと。電力の調達および需給管理は、住友商事グループの国内電力事業会社であるサミットエナジーが行う。
なおジュピターテレコムが従来提供していた大規模マンション向け高圧一括受電サービスは、4月より名称を「J:COM電力 マンション一括コース」に変更するとしている。
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