KDDI、「迷惑メッセージ・電話ブロック」に海外からの着信を警告・拒否する機能を追加
KDDI、沖縄セルラーは2月8日から、auスマートパス・auスマートパスプレミアム会員向けのサービス「迷惑メッセージ・電話ブロック」に、海外からの着信をユーザーの任意で警告・拒否することが可能な機能を追加した。
現在、「国際ワン切り詐欺」をはじめとする不審な国際電話の発着信が国内で多数確認されている。
「国際ワン切り詐欺」の手口は、2020年9月以降、存在しない国番号からの国際電話が大量発生する傾向に変化し、2020年9月には国内で3万件以上の存在しない国番号の電話番号が、確認された。
不審な国際電話に折り返すと国際通話料金がかかるだけでなく、犯罪グループ間で取引される詐欺被害者の名簿に掲載され、迷惑電話を多数着信してしまう恐れがある。
このような手口による海外からの迷惑電話について、ユーザー自身で判断することが難しいケースも多数あるため、Android版「迷惑メッセージ・電話ブロック」アプリに海外からの着信を警告・拒否する機能を追加した。同機能は存在する国番号かどうかに関わらず、海外からの着信を一律、警告・拒否する。
なお、「迷惑メッセージ・電話ブロック」は、トビラシステムズが警察・自治体からの情報提供や独自調査を基に構築した「迷惑情報データベース」を活用し、迷惑メッセージ/SMSや迷惑電話を自動的に検知し、警告表示を行うサービスとなる。
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