KDDI、展示作品を視覚的に解説する「auビジュアルガイド」開始
KDDIは本日より、美術館や博物館、展覧会などにおいて、スマートグラスおよびXR技術を活用することで展示作品を視覚的に解説する「auビジュアルガイド」の提供を開始する。また、現在北海道札幌市で開催中の「バンクシー展 天才か反逆者か」に同サービスを提供する。
近年、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、多くの催事では密回避のために対面接客を控え、ソーシャルディスタンス対策を取りながら開場している。
同サービスを活用することで、コロナ禍においても来場者により深く作品を理解できる機会を創出することが可能となる。
同サービスは、博物館や美術館向けにスマートグラス端末と映像コンテンツをセットで提供するパッケージサービスとなる。作品解説などで用いられるオーディオガイドの代わりにスマートグラスを提供することで、展示物を音声に加え映像でも解説する。
多言語の字幕・音声ならびに手話を用いた作品解説や、仮想空間を活用したARならではの鑑賞体験も実現できる。ARを活かした鑑賞体験では、例えば恐竜の骨格標本を見ながら、CGで表現された当時の姿をスマートグラスの中に投影することで、生きていた当時の姿を重ねて鑑賞することなどが可能となる。
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