LINE、ビデオ通話でスマホ画面シェア機能を追加、グループ通話中にYouTube同時視聴も
LINE株式会社は、新型コロナウィルス感染拡大の抑制施策が実施された2020年2月下旬から「LINE」アプリでグループコミュニケーションが盛んに行われる現況を受け、よりグループ通話のコミュニケーションを楽しく、便利にするため、ビデオ通話でスマートフォンの画面を共有できる機能を追加した。通話中の相手とYouTubeを同時視聴できる機能も5月4日から使えるようになった。
■グループ通話中にスマホ画面を共有したり、YouTubeをみんなで楽しめる
新機能「みんなで見る」を提供開始(YouTubeは5/4から開始・スマートフォン版LINEのみ)
「みんなで見る」は、グループ通話中にスマートフォンの画面をシェアしたり、YouTube※を一緒に見ることができる新機能。この機能を利用すれば、グループでビデオ通話や音声通話をしている最中にスマホ片手に画面をシェアしたり、YouTubeを見たりしながら、感想を言い合ったり、談笑したり、互いの場所が離れていても「LINE」を通じて、みんなで一緒にいるかのような時間を過ごせる。
※YouTubeはスマートフォン版LINEでのみ一緒に見ることができる。
「画面シェア」を利用すれば、スマートフォンで見ているアプリやWebサイトをみんなで一緒に見て、コンテンツを楽しんだり、ネットショッピングをして友だちに意見を聞いたり、様々な楽しみ方ができる。Android端末を利用している場合は、落書きできる機能を使って共有している画面上にイラストを描くことも可能。
YouTubeを一緒に見るためには、見たい動画を検索して選ぶか、一緒に見たいYouTubeのURLをあらかじめコピーしてビデオ通話に参加すると自動的にコピーしたURLが通話中の画面下に表示される。
■ビデオ通話、画面に表示される人数を拡大。スマホは最大6人、iPadは最大9人に
グループビデオ通話中に画面上に表示される人数は、これまでiOS/ iPad画面は最大4人が表示されていたが、スマートフォン画面は最大6人、iPad画面は最大9人に拡大。任意の人をダブルタップすれば、フォーカスして画面上に大きく表示される。画面下方部には選択した人以外の顔が一覧で表示し、横にスクロールすれば最大200名の参加者の顔を確認することができる。また、ビデオ通話で利用できるエフェクトやフィルターは随時新しい内容を追加している。
■音声通話中はGrid viewとList viewの2種類から表示方法を選べるように
グループの音声通話中の画面の表示方法が、Grid viewとList viewの2種類から選択できるようになった。Grid viewの場合は、スマートフォン画面で最大9人分アイコンが一目で見られるように表示され、List viewは参加者のアイコンを縦型のリストで表示される。どちらの表示方法でも、上下にスクロールして参加者全員のアイコンが確認できる。発言している人はアイコンの周囲が緑の枠に囲まれる仕組みとなっており、大人数でも誰が発言しているのか分かりやすくなっている。リストを見れば、参加者のマイクやビデオのon/offの状態を確認することもできる。
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