【業界トピックス】LINEモバイル、サービス開始半年間の実績と今後の展開を発表

LINEモバイル、サービス開始半年間の実績と今後の展開を発表

 LINEモバイルは、MVNO事業のサービス開始半年間の実績・利用動向と今後の展開について発表した。
 「LINEモバイル」におけるサービス開始半年間の実績・利用動向は、「申し込み件数」と「平均月額基本利用料」ともに成長している。2016年10月と2017年2月の月別の「週次平均申込完了件数」を比較すると約2.4倍となったことに加え、月間申込完了件数ベースでの「平均月額基本利用料」は1,290円(2016年10月)から1,600円(2017年2月)へと成長を続けている。
 
 「コミュニケーションフリープラン」比率および「音声通話SIM」比率については、月別の申し込みプラン比率をみると、「コミュニケーションフリープラン」の割合が46%(2016年10月)から66%(2017年2月*MUSIC+プランを含む)へと増加。また、「音声通話SIM」の申し込み比率が50%(2016年10月)から65%(2017年2月)へと上昇し、「LINEモバイル」がメイン端末として選ばれる傾向が高まっているという。モバイルナンバーポータビリティ(MNP)による申し込み比率も32%(2016年10月)から44%(2017年2月)へと増加している。
 
 「LINEモバイル」ユーザー9,204名を対象に、「LINEモバイル」公式アカウントで実施したアンケート調査によると、「LINEモバイル」の満足度は、「とても満足」が31%、「満足」が48%、「やや満足」が14%という結果になったという。
 
 また、「LINEモバイル」の満足している点を問う質問では、上位5位が「プランの価格/シンプルさ」73%、「カウントフリー機能」55%、「データ繰り越し」42%、「通信速度/安定性」40%、「LINEの他サービスとの連携(LINEポイント、年齢認証)」37%となり、「LINEモバイル」ならではのサービス面を支持する声が多かった。
 上記の調査結果に加え、「LINEモバイル」全データ通信量における「カウントフリー対象サービスデータ通信量」の割合が27%(2017年2月1日~28日)を占めており、本格販売開始から2017年2月28日時点までの全サービスタイプにおける平均月間任意解約率は1.2%以下となっている。
 
 「LINEモバイル」の今後の展開については、サービスの更なる拡充として、「MUSIC+プラン」カウントフリー対象サービスの拡大を2017年初夏に予定しているという。「LINE」をはじめとする主要SNSサービスに加えて音楽サービスのデータ消費がカウントされずに使い放題となる「MUSIC+プラン」では、現在、定額制オンデマンド型音楽配信サービス「LINE MUSIC」がカウントフリー対象サービスとなっているが、2017年初夏を目処に対象サービスを拡大する。
 また、「通話定額オプション」の提供開始も予定しており、オプション内容の詳細はサービス開始時に改めて案内するとしている。
 さらに、3月15日からは、更なる販売チャネルの拡大を目指し、ビックカメラ、ヨドバシカメラ全10店舗にて「即日受渡しカウンター」を開設する。これまで以上に幅広いユーザーとの接点を創出すべく、今後、リアルでのタッチポイントを全国100カ所以上に拡大していくとしている。
 
http://denpanews.jp/ 

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