【業界トピックス】NTTドコモ、「Magic Leap 1」を6月19日から日本で初めて販売開始

NTTドコモ、「Magic Leap 1」を6月19日から日本で初めて販売開始

 株式会社NTTドコモは、「Magic Leap 1(マジックリープワン)」を2020年6月19日から日本で初めて販売を開始する。予約は6月9日10時からドコモオンラインショップにて受け付けるとのこと(アクセサリー品は予約受付対象外)。アクセサリー品については7月以降順次販売開始予定。

発売日:2020年6月19日10時~[全国一斉]
販売チャネル:ドコモオンラインショップ、全国のドコモ法人営業部門
販売価格:249,000円(税抜)
(Lightwear、Lightpack、Control、Charger x2、Shoulder Strap、Fit kitのセット)

 「Magic Leap 1」は、業務効率化や新たなコンテンツサービスの開発、法人企業向けソリューション開発など、さまざまな分野でMR技術の活用を考える法人利用者や、個人利用者を含むXRコンテンツクリエイター向けに販売する。
 Magic Leap社の軽量なウェアラブルヘッドセットで、リアルとデジタルを融合したインタラクティブな世界を提供。モニターがなくても、シームレスにデジタルコンテンツに見て触れることが可能。
 自宅のリビングでゲームコンテンツを利用した場合、リビングとゲームの世界を融合することができるため、実際のリビングの壁からキャラクターが出てきたり、テーブルの上にキャラクターを置いて歩かせることができるなど、これまでにない臨場感あるインタラクティブな体験ができる。
 法人利用においても、離れた場所にいたとしても、あたかも同じ空間にいるように作業ができるため、メンバーが遠隔地からリアルタイムにファイルを共有して異なる知見を持ちあい、共同で作業を行ったり、実際に体験しながらトレーニングを行えるプログラムを作成して従業員が現場で複雑なオペレーションをより簡単にできるよう支援したり、熟練者による遠隔指導を実施したりするなど新たなソリューションに活用できる。

 なお、Magic Laep 1は、全国102店舗のドコモショップ5Gコーナーにて展示している。

【「Magic Leap 1」の概要】
1. 特長
・空間コンピューティングを利用した軽量かつ広視野角なウェアラブルヘッドセット
・高精度な空間認識機能
・これまでにない臨場感あるインタラクティブな体験が可能
2. 利用イメージ
・ビジネスがより効率的に
・家の中でキャラクターが動き回るゲームが可能に

3. 利用方法
Lightwearを頭部に装着すると、デジタルコンテンツと現実がひとつに溶け込んだ世界を体験できる。

4. 販売チャネル
・ドコモオンラインショップ
・全国のドコモ法人営業部門

5. セット内容
Lightwear
・搭載された9つのセンサーで空間認識できるグラス。

Lightpack
・メモリやバッテリーを搭載したプロセッシングユニット。

Control(個別購入価格31,500円(税抜))
・6方向の動きに対応したコントローラー。
(Six Degrees of Freedom(6DoF))

Charger x2(個別購入価格6,500円(税抜))
・Lightpack・Control用充電器。

(構成品)
ACチャージャー×1
ACケーブル×1
USB Type-C ケーブル×1

Shoulder Strap(個別購入価格3,300円(税抜))
・本体を肩から下げて持ち運びしやすくするLightpack専用ストラップ。

Fit Kit(個別購入価格4,300円(税抜))
・Lightwearのフィット感を調整するためのキット。

(構成品)
ノーズパッド×5
フォアヘッドパッド×2
バックパッド×3(1セット)

6. アクセサリー
Carry Case(個別購入価格10,300円(税抜))
・「Magic Leap 1」を持ち運ぶための専用ケース。

Hub(個別購入価格6,500円(税抜))
・PCの接続と本体への給電を同時に行えるケーブル。

「Magic Leap 1」に同梱されているControl、Charger、Shoulder Strap、Fit Kitも、アクセサリーとして個別購入可能。

 空間コンピューティング技術と5Gの持つ高速・大容量・低遅延といった特長を活かしたエコシステムの提言や、XR市場拡大に向けた業界ルールの策定や普及活動などを積極的に行っていくとのこと。

https://denpanews.jp/

この記事をSNSシェア

REPORT
関連レポート