NTTドコモ、2020年度の決算は増収増益
NTTドコモは5月12日、2020年度の決算説明会を開催した。
売上高は1.6%増加して4兆7252億円、営業利益は6.9%増加して9132億円となり、増収増益の決算となった。
セグメント別では通信事業は減収増益、スマートライフ領域は増収増益となった。ギガホ、ギガライトユーザーの拡大などにより通信収入が減った一方、金融決済サービスの増加によりスマートライフ領域は増収となった。
2021年度の業績予想については増収増益を目指すとしたが、通信事業の営業利益については通信料の低下を構造改革でカバーし111億円の減益にとどめるとした。
ahamoは4月末時点で100万契約を突破した。5Gについても309万契約まで拡大し、今年度末には1000万契約を目指すとのこと。
成長の要であるスマートライフ事業の金融・決済については、dカード・d払いの取扱高の更なる拡大と、三菱UFJ銀行と業務提携するなど新たな金融サービスの創出を目指すとしている。
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